2005/6/26
愉悦の蕎麦 外食
「そうだ、美味しい蕎麦を食べにいこう」
「どこへ?」
「ちょっとそこまで」
【今日の昼食】鷹匠:★★★★★
根津の路地裏の、そのまた奥まったところに佇む蕎麦屋「鷹匠(たかじょう)」。ここは開店したころから知っていて(今年で五周年らしい)、田舎から親が出てきたときなど何度か食べに行った。自分のお金で入るのは今回が初めてだったかもしれない。やや高いということもあるのだが、なにぶんウチから徒歩15秒ほどのところにある超ご近所なので、かえって腰をあげるのが億劫になってしまうものなのだ。
昼の営業が始まる12時から10分ほど遅れて店内に入ると、すでに2組ほどが板の間でくつろいでおり、予約席が2箇所設けられていた。3列あるテーブルのうち真ん中にゆったりと座る。まずは日本酒。肴に焼き味噌と揚げ出し蕎麦がきを。



焼き味噌が素晴らしく
イイ!! これだけで酒三合はいけるなあ
。揚げ出し蕎麦がきはサクリとした歯触りのあとからムチムチのモチモチ。ゆっくり楽しんでから蕎麦を頼む。むむう、純粋にせいろ2枚もいいし、とろろそばも捨て難いが……

鴨せいろ。鴨のツユには柚子の香りが効いている。キュッと締まった二八そばをつけてたぐると、ツユの味と鴨の脂と蕎麦の香りが口の中で絡まりあう。こんな食べかた、誰が考え出したのだろうか?蕎麦を食べてしまったら、柔らかい蕎麦湯でツユを割っていただく。サッパリうま〜
=3
やはり無沙汰にしておくにはもったいない店だな。何もない日の朝から(7時半から営業している)文庫本でも持って入り、のんびり酒を飲みつつ蕎麦をたぐるなんて贅沢を、月に一回くらいはやりたいものだ。
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「どこへ?」
「ちょっとそこまで」
【今日の昼食】鷹匠:★★★★★
根津の路地裏の、そのまた奥まったところに佇む蕎麦屋「鷹匠(たかじょう)」。ここは開店したころから知っていて(今年で五周年らしい)、田舎から親が出てきたときなど何度か食べに行った。自分のお金で入るのは今回が初めてだったかもしれない。やや高いということもあるのだが、なにぶんウチから徒歩15秒ほどのところにある超ご近所なので、かえって腰をあげるのが億劫になってしまうものなのだ。
昼の営業が始まる12時から10分ほど遅れて店内に入ると、すでに2組ほどが板の間でくつろいでおり、予約席が2箇所設けられていた。3列あるテーブルのうち真ん中にゆったりと座る。まずは日本酒。肴に焼き味噌と揚げ出し蕎麦がきを。



焼き味噌が素晴らしく



鴨せいろ。鴨のツユには柚子の香りが効いている。キュッと締まった二八そばをつけてたぐると、ツユの味と鴨の脂と蕎麦の香りが口の中で絡まりあう。こんな食べかた、誰が考え出したのだろうか?蕎麦を食べてしまったら、柔らかい蕎麦湯でツユを割っていただく。サッパリうま〜

やはり無沙汰にしておくにはもったいない店だな。何もない日の朝から(7時半から営業している)文庫本でも持って入り、のんびり酒を飲みつつ蕎麦をたぐるなんて贅沢を、月に一回くらいはやりたいものだ。
