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2005/11/12

いまそこにある歴史(第5回):学校教育思い出編  学術

クリックすると元のサイズで表示しますesha君、さっきの番組ちゃんと観てた?
クリックすると元のサイズで表示します「たけしの日本教育白書」ですよね。半分寝てたので、全部はわかりませんけど……
クリックすると元のサイズで表示します私は史料読んでて観てなかったんで、最後の結論が「人間関係の濃密だった昔はよかった」みたいな毒にも薬にもならないようなたけしの言葉だったとこしか把握してないんだけど、途中で出てきた石原都知事は何喋ってた?

クリックすると元のサイズで表示しますえ〜と、確か、「小中学校では訓練として詰め込み教育をすべき。ゆとり教育は駄目」だけど、「高校以降では子供の個性・感性を重視して伸ばす教育が必要」って趣旨だったと思います。「頭がいい=独創性」を強調してたけしを褒めてましたね。
クリックすると元のサイズで表示します石原さん、至極まっとうなこと言ってるね。もっと過激なこと言ったのかと思った。ホントにね、ゆとり教育は近年稀に見る悪政だと思うよ。文科省はロクでもない。いま、家庭教師先で小学4年生もみてるんだけど、最近の小学生ってほとんど宿題出ないらしいのな。その子は学校の勉強なんか余裕でできてるみたいだけど、何かを説明したりするのが不得手で国語力がやや心配。
クリックすると元のサイズで表示します教育政策は未来に影響しますからね。
クリックすると元のサイズで表示しますふむ、たまには私自身の歴史(昔話)でも語ろうか。
クリックすると元のサイズで表示しますえ、聞きたいですね!
クリックすると元のサイズで表示します幼稚園でのこと、お絵かきの時間に花瓶に活けた花をクレヨンで描いていたんだが、私はまず、画用紙に自分の名前を書いた。そしたら先生が「名前は書かなくていい」と言うので、その部分を塗りつぶして花瓶を置いてあるテーブルにした。
クリックすると元のサイズで表示します幼稚園児のお兄さんが想像できません……
クリックすると元のサイズで表示します玉のように可愛かったのだ。それで、絵が完成したので(出来はまあ、その、まあまあだ)、右側に「はなのえ」と説明を入れて先生に提出した。ところが先生は、「説明は要らない。消してきなさい」と言うわけだ。そこで幼稚園児の私は……
クリックすると元のサイズで表示します塗りつぶしたんですか?
クリックすると元のサイズで表示しますいや、そこを塗りつぶすのは不自然だと感じたのかどうか、ハサミで画用紙の右側を大胆にカットしたんだ。
クリックすると元のサイズで表示しますへ〜、面白いことしますね。
クリックすると元のサイズで表示しますそう思うだろ?だが先生は違った。烈火のように怒り出し、「名前みたいに塗りつぶせばいいでしょ!切ったところをテープで貼ってきなさい!」ときた。
クリックすると元のサイズで表示します……
クリックすると元のサイズで表示します仕方ないからテープで貼り付けた。その継ぎはぎの花の絵は、みんなの絵と一緒に教室の壁にしばらく貼られてたっけなあ。だからどうしたって話でもないんだが、この私が未だに覚えてるってことは何らかの影響を及ぼしてくれてるんだろうなあ。
クリックすると元のサイズで表示します先生、機嫌が悪かったんですかね?
クリックすると元のサイズで表示しますまあそうかもしれない。普段は優しい先生だったような気もする……というか覚えてないな。もひとつ、こっちは普段からヤバかった先生の話。小学2年生のときの担任T先生は、まさに「暴君」だった。女の先生だけど、張り手制裁は日常茶飯事だったよ。当時はいまほど体罰が問題視されてなかったからなあ。
クリックすると元のサイズで表示しますそんなにですか。
クリックすると元のサイズで表示しますそんなになんだ。例えば、学校の標語が「外で遊びましょう」のときは休み時間に教室にいるだけで張り手だ。それが模範を示すべき級長だと処罰が重くなった(私は一学期間級長だった)。校則も厳密に守らされた。まさに軍隊式。
クリックすると元のサイズで表示しますいまじゃ考えられませんね。
クリックすると元のサイズで表示します20年くらい前は(特に地方では)よくあった光景だ。で、T先生の統制を最もよく表すエピソードがある。小学校の廊下には中央分離線が引いてあって、「右側を歩く」「廊下を走らない」って校則があった。誰も厳密には守りゃしないけど、もちろんウチのクラスは違っていた。音楽室とかに教室移動するときは縦二列に整列して廊下の右側を行進していく。ある日、行進中の我々の前に巨大な給食用のコンテナーが立ちふさがった。別にコンテナーを避けて進めば済む話なんだが、そのとき列の先頭にいた級長(そのときは私じゃなかった)は、コンテナーを動かして進路を確保しようとしたんだ。
クリックすると元のサイズで表示しますT先生がそうさせたんですか?
クリックすると元のサイズで表示しますあ、いいや、違う。教室移動だから先生はいない。つまり、先生の教えを遵守することが至上命題になっていた生徒の自主的な行動だ。そのときの様子をたまたま別の先生が見ていて、そのあとちょっと問題になったような気がする。
クリックすると元のサイズで表示しますす、すごい。
クリックすると元のサイズで表示します教育・指導の影響力は馬鹿にならない。T先生はゆとり教育とは対極にいるような人だが(今回のエピソードだけだとベクトルが違ってるけど)、過ぎたるはなお及ばざるがごとし、だね。どっちの方向にせよ、極端に突っ走る人たちはヒヤヒヤして見てらんない。まああれだ、そののち体育会系の世界に一切足を踏み入れなかった私にとっては、あの手のノリを体験できた貴重な一年だったといえるかもしれない。
クリックすると元のサイズで表示しますま、前向きですね、お兄さん。
クリックすると元のサイズで表示します先生には先生の考えがあったんだろうし、別に辛かったとか恨みに思ってるとかは全然ないよ。以上。……あー、「悪しき平等主義」とかの話もしたかったけど、今日はここまでだね。
クリックすると元のサイズで表示します昔話ありがとうございました。
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2005/11/18  0:42

投稿者:hirocean

どうせなら画用紙の縁全体をカッコよくカットすればよかったんじゃないかと思いますが、そういう芸術的センスが決定的に不足している私には無理な話でございました。

2005/11/17  2:57

投稿者:やぢのす

画用紙の右側を切るというのが良いですね。私が先生なら、その発想と大胆さに「この子は将来大物になるな」と思って、逆に褒めるかもしれないです。でも、そういう人は先生には向いていないのかもしれません。

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