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2008/2/10

自宅ゲーム会080210  遊戯

第3回自宅ゲーム会開催。前回の教訓を活かして、できるだけ大勢の人に声をかけつつ準備する食料は減らし気味にしてみた。
当日は7〜8人が来てくれそうな感じである。前回好評だったお握りと、白菜と肉をひたすら煮込む扁炉鍋を寸胴いっぱいに作った。食い物の種類は減ったが体積的にはこないだの数倍だな、これは。

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メールに「昼過ぎから」と書いておいたため、実際に始まったのは夕方5時くらい。


ブロックス解説実況

先着のカツキさん・ムラタさん・RYOとブロックスを始める。私も初プレイ。

フランス生まれのシンプルなパズルゲームで、ルール説明は30秒で終わる。最初はボードの隅に自分の色のピースを置き、次からは先に置いた自分のピースと角どうしのみが接触するように配置していく。他の色となら辺が接しても構わない。誰もピースを置けなくなるまで続け、残りのピースが少ないプレイヤーが勝利する。

ルールは単純極まりないが、やってみると非常に考えさせられる。囲碁のように大きく局面を捉えつつ布石するのがよさそう。うまく相手のブロックを掻い潜って新たなスペースに進出できると非常に気持ちいい。このゲームは今回の参加者には非常に好評で、のちほども面子を代えて数回遊ばれていた。玩具屋やAmazonでも普通に買える。大いにお勧めしたい。

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青の私が勝利。あと1ピース置ければパーフェクト。




ハンディ解説

ヤフオクに出ていて、面白そうなパーティゲームなので買ってみた。到着したケンタロを加えて本日初プレイ。

一言で言えば、指を使う空中ツイスター。スタートプレイヤー(A)と左隣のプレイヤー(B)2人がそれぞれカードで指定された片手の指どうしで2人の間に置かれた色のボールを支える。そこでボールが落ちなければ、今度はBとその左隣(C)がカードで指定された指で間に置かれたボールを支える。それを繰り返して、どれかのボールが落ちたら仕切り直し。落ちたボールは取り除かれる。ある色のボールが切れたらラウンド終了。残ったボールの数が得点となる。(ゲームの様子は解説のリンク先を見ていただきたい。見ればだいたいご理解いただけるかと。)

5人でやったが、一回りして同じ色のボール2個目が投入される瞬間にだいたい落ちる。なので落とした組から再スタートというルールだとすぐに終わってしまいやすい感じがした。が、パーティゲームとしては文句なく盛り上がれる作品である。「もう無理無理無理無理!」「ちょっと中指こっちに伸ばしてくれ〜!」「指がつるー!」などと大騒ぎして、ゲーム終了後は爽やかに疲れる。そしてみんな手を揉み解すのだった。


ボーナンザ解説実況

豆を植えてお金を稼ぐという地味なテーマながら、そのシステムの奇抜さと交渉の妙によって世界中で人気を博しているカードゲーム。様々なバリエーションも発売されている。念願の初プレイ。

各プレイヤーは自分の豆畑を2つ持っており、それぞれに同じ種類の豆を植えていく。枚数が増えれば高く売れるが、途中で別の種類の豆を植えねばならなくなったときは、いやでも出荷せねばならない。このゲームの最大の特徴は、手札の順番を変えてはならないという点だ。そして手番には一番上の豆を強制的に植えねばならない。したがって、畑の豆を増やしたければ他人と交渉して邪魔な豆を手札から掃きつつ有利な豆をもらってくる必要がある。最終的に豆を売って得る金(ターラー)が多いプレイヤーの勝利。

交渉がかなり自由で楽しい。「これとそれ代えて」という1対1交換が最もわかりやすいが、次第に交渉も複雑化し、たとえばAの手番でBが「Aの欲しがってる豆の価値を考えると1対1じゃ無理ですね。なにかおまけがあれば考えないでもないですが」と言えば、Cが「じゃあ私がいったんAのもう一方の豆とBの欲しい豆を交換するので、そのあとAとBが2対1交換すればどう?」という三角トレードが発生したり、「たとえ自分の畑を潰すことになってもタダでは絶対にやらん!」とか「しょうがない、これは貸しやで」とか性格が出たりする。そういえば3ターラーで3つ目の畑を購入できるのだが、結局誰も買わなかったな。

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マメマメ〜♪




ノッティンガム解説実況

ボーナンザプレイ中に来たヒョンがビールを飲みながら楽しい交渉を眺めていて一言、「うわ、こういう交渉やだ」。失敬な!それなら交渉一切なし、問答無用のカード交換ゲームだ!でもデザイナーはボーナンザと同じローゼンバーグなんだけど。イギリスのノッティンガムで悪代官に金を貢ごうとして足を引っ張り合う小悪党をやるゲーム。

手番にはカードを1枚めくる。カードは代官に納める物品であると同時に他人とカードを交換する手段(取引や強奪など)でもある。集めている品物なら手札に入れ、必要なければアクションを発動するのが基本。同じカードが3枚以上たまったら公開して得点に代える。そのほかに特殊なカードのセット(ツーペア×4とか同じカード5枚とか)で獲得できる得点もある。詳しくは解説先で。

やることは非常に単純で、ゲームはサクサク進む。ほとんどのカードは公開されて誰かの手札となるため、誰が何を集めているかは何となくだが把握できる。いいアクセントになっているのが待ち伏せアクションで、他人の3枚公開を妨害できる。場に3つも4つも待ち伏せがある場合は保険で4枚以上出すようになる。ボーナンザとはデザイン思想がまったく異なっているが、足を引っ張り合う面白さはボーナンザに引けを取らない。今後もプレイを重ねたくなるゲーム。ちなみにヒョンには好評でした。ざまぁみろい。

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俺たちゃ泣く子も黙るお代官様の手下だぞ!


モダンアート解説実況

競りゲームの最高峰との誉れ高いクニーツァ先生の名作。これも念願の初プレイ。ムラタさん、RYO、ヒョンと4人で。

プレイヤーは画商となって、5人の現代美術作家の絵を競りで売買する。この競りが4(+1)種類あり、非常に悩ましくも面白い要素となっている。自分の手札から出した絵が売れれば収入となるし、他人の絵を買えば相手に代金を渡さねばならない。買った絵はラウンドの終了時に売却するが、流通した数が多い順に売値がつくので、場合によっては紙屑にもなるのだ。4ラウンド終了時に所持金が多いプレイヤーの勝ち。

最初は相場観がうまくつかめない。手札のしょぼいカードをちょこちょこ売って小銭を稼ごうかと思っていたら、RYOの出したダブル(他のカードとセットで競られる)にヒョンが追随してあっという間にラウンドが終わってしまった。2ラウンド以降も同様に早引け展開。手持ちの絵がぜんぜん売れない。何とか流れに乗ろうと頑張るも惨敗。もうちょっとじっくり競りを楽しみたかったっす。しかし面白さの片鱗は充分に味わえたので再戦を期したい。オープンオークション楽しい。

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Yokoが売れまくって最高値に!


ラミィキューブ解説実況

見た目は麻雀、中身はセブンブリッジ。世界三大ファミリーゲームなんだったっけ?

同色で連番を3枚以上(ラン)、もしくは同数で色が異なる3枚か4枚(グループ)を場に出していき、手元のタイルを先になくしたら勝ちという単純なルール。手元のタイルと場のタイルを組み合わせたり、場のタイルを組み替えたりしてもよいが、場でランやグループが成立しなくなってはならない。ジョーカーが2枚あるが、手元に残したまま他人にあがられると大きなマイナスとなる。

手元のタイルが残り数枚になると、場にも大量のランやグループが成立している。ここからいかに組み替えつつタイルを出すかを考えるわけだが、このとき脳味噌はフル回転し、様々なパターンをシミュレートしてはデリート、シミュレートしてはデリートという状態に。他人を意図的に妨害することはないが、上家が組み替えたせいで頭に描いていた設計が崩壊することは常である。ふざけんなてめえ!である。数字に踊らされ、数字に興奮させられ、数字に焦らされる濃密な時間が個々の脳内に流れるゲーム。やはり参加者各位に好評だった。ブロックスと並んで大いにお勧めしておきたい。しかしムラタさんは毎回ジョーカーを引くという強運に恵まれながら一度もそれを活かせず。リベンジはいつでも承りますよ。

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脳内を数字が駆け巡る!




コヨーテ解説実況

インディアンポーカー愛好家としては、この手のゲームは要チェックである。現在普通に流通しているのは『パウワウ』というゲームだが、ヤフオクに出ていたので買わせてもらった。深夜近くになり皆にやや疲労の色が見え始めたところで、おバカなパーティゲームをカンフル剤にすべく投入。

鉢巻を巻きます。別にカードを額の前にかざせばプレイできますが、これはルールです。カードを1枚引いて見ないように鉢巻に差し込み、周りのカードを見て全員のカードの数値合計がいくつになるのか予測する。スタートプレイヤーは予測した数を超えない数字を宣言する。左隣のプレイヤーは宣言した数字が実際の数を超えていると思ったら「コヨーテ!」と叫んで全員のカードをチェックし、ミスったほうの鉢巻にコヨーテマーカーを貼り付ける。超えてないと思ったら、より大きい数字を宣言して次へ。コヨーテ3個でリタイア。

まったくもってノリを楽しむゲーム。真剣にカードをカウンティングして勝とうとしても逆につまらないだろう。「自分のカードは何なんだ〜〜〜!」と叫びつつ皆で笑うべし。そうすれば、いきなり数字がマイナスなんていう馬鹿馬鹿しい状況(宣言する数字は1以上でなければならない)も楽しめる。インディアン嘘つかない!


パトリツィア解説

去年『ズーローレット』でドイツゲーム大賞を受賞したシャハトの作品。ルールはシンプルでプレイ時間も短い割りに頭を悩ませてくれる良作だとの評判を聞いていたため、ドイツのAmazonで安くなったタイミングに購入。

ルールは非常に簡単。3枚の手札の中から1枚選んで出し、そこに示されたイタリアの都市に自分の色の塔ブロックを置き、都市に配置されているカードを手札に入れる。カードによっては多少特殊なアクションも発生するが、基本はカードが尽きるまでこれを繰り返すだけ。都市においてより多く、高くに塔ブロックを置くと得点できるほか、自分がプレイしたカードに描かれた貴族の肖像を集めるとボーナス点になる。

何とも不思議なプレイ感。どこに塔を建築するかによって次の手札が決まるため先を読んだプレイが必要なのだろうが、いまできる選択肢が3つしかないのと、他人の思惑を読みきれないのとで混沌としてくる。これはプレイ人数にもよると思う(今回は最大数の5人)。かといって面白くないかというと全然そんなことはない。都市に積まれる塔の数は完全に決まっているため、中盤以降はだいたい趨勢が見えてくる。自分が取りたい都市のカードの残りを誰が持っていたかを思い出しつつ、ゲーム終了に向けて塔を積む順番や残りカードの取り方を脳内で試行錯誤するのが楽しかった。終了後、勝敗の原因がわかりにくいにもかかわらず、いっそ清々しい心持ちになるホントに不思議なゲーム。

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私は黒。惨敗気配ただよう最終局面。




タルバ解説

以前から気になっていたので『パトリツィア』と一緒にAmazonの荷物へ入れてもらった。そろそろ皆さん疲れてきたのでルールが単純で淡々とやれるゲームがいいかと思ったのだが、ちょっと失敗だった気がする。

火山が噴火してどんどん成長していく島に自分の集落を広げていく。手番には6角形が3つ繋がった分厚い地形タイルを1枚引き、既存のタイルに繋げたり載っけたりする。その後、必ず小屋か神殿か塔を建設せねばならない。2種類の建物を全て建てきるか、タイルが尽きたときに多くの建物を建てていたプレイヤーの勝利。

ランダム要素が引いてきたタイルの地形のみで、それもさほど大きな影響を及ぼさないため、ほとんど囲碁のような情報公開ゲームである。ゆえにある程度の定石があるのだろうが、全員初プレイな上に集中力も途切れ気味だったため、「これどうやったら勝てるのかわからないねえ」という雰囲気となった。皆で適当にアドバイスし合いながら島を広げていく。ゲーム終盤でなんとなく見えてきたが、おそらくもっと他人の邪魔をしたほうがいいし、集落を広げたり分散させたりするための布石がかなり重要っぽい。実に囲碁みたいだ。しかし1回目のプレイではそれを実践できるはずもなし。突き詰めれば相当頭を使う展開になる雰囲気だけは感じとれたので再戦を期したいが、果たして付き合ってくれるか……そんなわけで出すタイミングをちょっと間違ったと思う次第である。できあがっていく島の様子はビジュアル的に素敵だった。


ヴァイキング解説実況

ぜひやってみたいゲームとして、これもAmazon便に。事前に英語版のルールをプリントアウトして読んでおいたのだが、細かい部分でうろ覚えだったため、重大なルール間違いをしたままプレイしてしまった。深く反省しているので再戦にはぜひ付き合っていただきたい>参加者各位。

各自が自分の島を作ってヴァイキングを配置していく箱庭ゲーム。島(もしくは侵略してくるヴァイキング船)タイルとヴァイキング駒を1つずつセットで購入し、自分のボードに配置していく。購入価格は0〜11の数字が書かれた円盤に示されていて、安いセットが無くなると円盤が回転して全体の価格が下がるという面白い仕組みになっている。これを6ラウンド繰り返し、途中および最終得点計算を経て最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝ち。スタートプレイヤーの権利を金で競ったり特殊タイルを使用したりする上級ルールもある。

何を間違ったかというと、島タイルの配置の仕方で、本来はある程度自由に配置できるルールを抜かしてしまったため、ほとんどの島タイルを廃棄してヴァイキング浪人を大量に溜めねばならないという展開になってしまった。4ラウンド目くらいに気づいたのだが、このゲームはそのまま最後までやろうということに。皆、島がさっぱり広がらず金欠に苦しむ状況のなか、私だけはちゃっかり金細工職人を確保して資金を潤沢にしていた。ルールを間違って申し訳ない気持ちだったが、とりあえず初戦は勝っておこうと余裕のプレイ。ところが!最終決算が終わってみると終始ヴァイキング船に泣かされていたムラタさんに僅差で負けていた。なんでやね〜〜〜ん!!これもまた単純でプレイ時間も短いのだが、かなり深いゲームなのかもしれない。箱庭作りが楽しいのは言うに及ばずであるし。上級ルールをまわせるようになるまでプレイ希望と宣言しておく。




ゲシェンク解説実況

始電の時間が来るまでの時間潰しにと、前回に続いて〆を飾る。前回間違っていた点を確認してからプレイ開始。やり始めるとやはり止まらない。自分のチップが切れてきた時に限って30台のカードが出てくるという不運に遭い続けて惨敗まみれになったが、最後は理想的な展開で失点を10ほどに抑えて勝利。これは癖になるな。




以上、およそ12時間、計8人参加の第3回ゲーム会でした。皆さん、お付き合いいただきありがとうございました。第4回もよろしく。
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