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2008/2/29

イタリア新婚旅行:出発編  旅行

今回の旅行にあたって、私が決めたことは「イタリアに行く」という点だけだった。日程や訪問先、移動ルート、ホテルなど、細かいことはほとんど相方に任せた。理由はいくつかあるが…

・自分が決めると、あれもこれもで無茶な日程になるかもしれないから。
・自分の尺度で行動してしまい、何かと準備に時間がかかったり食べるのが遅かったりする相方を急かすことになりそうだから。
・自分が何もかも処理してしまい、相方が旅行している気分になれないだろうから。
・何も決めず、何も調べない行き当たりばったりな旅も好きだから。
・正直なところ、面倒くさかったから。

相方も2月頭で仕事の山を越え、旅行の計画を練る余裕ができるはずだった。しかし…

何やら相方の仕事が楽にならない。ガイドブックを買い込んできて南イタリアに行くことは決まったが、実際にチケットを押さえたのが出発2週間前くらいで、全14泊のうち事前に予約したのが最初のローマでの3泊とマテーラという町での1泊のみだった。国内移動も飛行機以外はまったくの白紙。行き帰り以外は完全フリーの個人旅行となった。

私は何も決めない代わりに英語やイタリア語での交渉役をやるということになっていたが、イタリア語の習得はさっぱり進まない。荷造りは、その大部分を出発の日の朝にやる始末だ。他所様のことは知らないが、こんな新婚旅行ってあるのかねえといっそ可笑しくなってきた。でもまあ行けば何とかなるだろうという根拠のない楽観は2人で共有していた。

3月1日 11:00
京成上野駅まで荷物を担いで歩く。京成線の急行で成田空港へ。アリタリア航空のカウンターでチェックインを済ませた。これは正直すごいと思ったのだが、貨物預けにするカバンが2人分合わせて12kgしかなかった。あとは機内に持ち込む私のドイターのバックパックと相方の小さな赤い肩掛けカバンのみ。2週間のヨーロッパ旅行にしてはなかなかの身軽さではなかろうか。さすが相方は普段から出張慣れしているし、1ヶ月を超えるインド旅行経験者である。

搭乗は3時半。朝から何も食べてなかったので、空港内の食堂でタイ料理を食べた。とはいえ、それほど時間に余裕があったわけでもないのに相方はいやにのんびりしている。聞くと、手荷物検査とボディチェックをしたらすぐに飛行機に乗れると思っている。ちょ、待て、海外旅行経験は結構あるよね?出国審査があるだろうがと。へたに混み合うと10分20分はかかるかもしれないんだけど、お忘れのようである。ちょっと感心するとこれだ。

幸いにして出国審査に時間は取られず、余裕で飛行機に乗り込むことができた。右主翼付け根あたりの窓際の席に座ったが、座席のリクライニングが壊れていて、立てていても寄りかかると後ろに倒れる。でもまあ離陸と着陸のときだけ気をつけておけば問題なさそう。各座席に小モニターがついていて、手元のリモコンで映画を観たりゲームを遊んだりできる。

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割と早い時間に夕食が出てきた。メニューはジャパニーズかイタリアンの2択で、せっかく2人いるので別々にしてみた。ジャパニーズに入ってた牛の大和煮はなかなか美味かった。あとは退屈しのぎに映画を観る。『ザ・シンプソンズ ムービー』はなかなか面白かったが毒は薄め。そして声優!WOWOW時代からのファンなので、やはりこれは許せん!プロの仕事を軽視するプロモーターは消えろ!そして『トランスフォーマー』を観たが、CGすごーい。それだけ。脚本はゴミだった。強いて言うなら「おじいちゃんのメガネ探し」。それ以外は寝たり、イタリア語の書き取りをしたりして過ごす。

機はシベリアを過ぎ、ロシアから北欧経由でヨーロッパへ入る。西へ西へと太陽を追いかけながら飛び、イタリア上空へ入るころには空が夕焼けに染まっていた。真っ暗な地中海を見下ろしながら、それでも少し興奮と感動を覚える。まもなく、アリタリア機はローマのフィウミチーノ空港へと着陸する。

ローマ編1へ続く…

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