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2008/5/8

G.W.2008:ゲーム編  遊戯

ゴールデンウィーク期間中に遊んだゲームについて。

海賊ブラックの決闘実況

2006年のドイツ年間キッズゲーム大賞『海賊ブラック』のミニ2人版。ゲームマーケット2008ですごろくやさんのブースにて購入した。

ゲームボードはなく、つるつるの面なら机でも床でも遊べる。自分の島に大砲を置いて港に船を置く。ゴム製のふいごで自分の船のコマを吹いて動かし、相手の島を目指す。サイコロで出た回数吹いたら、相手がふいごで大砲の弾を撃ってくる。見事命中すれば相手の手番となる。相手の島まで辿り着いてお宝を強奪し(伏せたチップをめくり)、3枚先に集めた方が勝利する。

相方と決闘。2人とも海賊初心者だったので、吹いても吹いても船は進まないし大砲の狙いも定まらない。しかしだんだんとコツが飲み込めてくる。一気に30cmほど船を爆進させたり、遠距離の敵船に大砲を当てたりできるようになる。それでも5mmも進まなかったり不発弾が混じったりもするのが何とも可笑しい。2戦して1勝1敗。2戦目は一度もお宝を引けないという運の悪さだった。

子供のころにやったアナログな遊びの楽しさが詰まっている。子供がやっても大人がやっても盛り上がること間違いなし。

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交易王解説

ネット上で評判がよく、ゲームマーケットで朝並んで買ったクニーツァ先生の新作。

自分の船に6種類の交易品キューブを載せておく(1艘に1個)。場には6枚の交易品カードが並んでおり、商品の需要を示している。そこに誰かがカードを置いたとき、その種類の商品から全員が収入を得る(例:塩のカードが置かれて場に塩が3枚になったら、船に載っている塩キューブ1個につき3ゴールドの収入になる)。追加の船や余分にカードを引くなどの特殊カードを購入することもできる。最終的に所持金が最も多いプレイヤーの勝ち。

相方の実家にて、相方・タラちゃん(相方姉の夫)と3人プレイ。私は追加でカードを引けるカードを早めにゲットし、あとは船を1艘買い足すだけに留める。相方は他人の儲けを気にせずガンガン荷を売り、港湾労働者(荷物を余分に積み替える)と船を集めていった。一方でタラちゃんは他人が持ってない荷を手堅く売って金を稼ぐ。結果、私が大差をつけて勝利した。終盤に船とか買っちゃいけないね。

単純なルールながら、出荷するタイミングや特殊カードを買う時期の見極めが難しく、自分が儲けようとするだけでは決して勝てない。非常によくできたシステムに感動すら覚える。多作なクニーツァ先生のゲームにはハズレもあるが、こういうゲームを見せてもらうとさすがだなと思う。箱がえらい小さいのもよい(綺麗に仕舞わないと蓋が閉まらないけど)。

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フロカティサーカス解説実況

ずいぶん前にプレイスペース広島さんで買ったカードゲーム。いままでお蔵入りしていたのを深谷に持っていった。これもクニーツァ先生の作品で、テーマは蚤のサーカス。(なんで?)

10色8枚(0〜7点)の演目カードを手札に揃えていくことが目的。手番には山札からカードを1枚めくる。欲しいカードが出るまで何枚でもめくれるが、すでに出ているカードと同じ色をめくると即座に手番終了。要はチキンレースである。同じ点数のカード3枚を公開すると10点になる。カードが尽きるか、誰かが10色を全て揃えたらゲーム終了。手札のカードは1色につき1枚だけが得点となる(すでに3枚で公開したカードは除く)。

相方・相方姉・タラちゃんと4人プレイ。最初は勝手がわからず、高い点数のカードを狙ってカードをバンバン引きまくるが、次第に4〜5色が出ている状態で引くのは相当ギャンブルだということと、3枚公開するために低い点のカードを集めるのもかなり有効だということが認識されはじめた。相手のカードを奪う特殊カードなどもあり、結構盛り上がる。4戦して、相方姉1勝、私が2勝、相方が最後に1勝した(タラちゃん……)。

引くか止めるか。手番ごとのチキンレースと演目カード集めの戦略が絡み合っていて面白い。誰が何を取ったかをある程度覚えていないと特殊カードを引いても活用できないので、他人の手番にも気が抜けない。単純にしてこの洗練度、クニーツァ先生さすがです。

他の紹介と説明が食い違っているので確認してみると、どうやらドイツ版とアメリカのリオグランデ社版とではルールが違っているようだ。アメリカ版では興行(10色揃え)の10点ボーナスがなく、黄色のアクションカードの効果が欲しいカードの色と右回り・左回りの指定に変わっている。こちらのほうが改訂版っぽいけどどうなんだろう。

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5月3日
深谷から高円寺に向かったのは、すごろくやさんの2周年記念セールがあったからだ。開店時間直後に入店すると、すでに数人のお客さんがいた。目当ての半額『ジャマール』のほか、『エルフの王座』や『R-ECO』を購入した。相方もHABA社のキーホルダーゲームを2つ買った。すごろくやさん、2周年おめでとうございます。これからもちょくちょく遊びに行きたいと思います。ときに、缶入り『キャッチマウス』の中にサイコロが1個余分に入っていたのだが、これはお返ししたほうがよいのだろうか……。

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キャッチマウスすごろくや

すごろくやセールで店内を物色しているときに見つけ、可愛らしさで買った。実家に帰ったときに子供らと遊べるかもしれないと思って。

1人が猫役になって缶の蓋を持ち、残りのプレイヤーはネズミの尻尾の先を持ってスタンバイする。猫役がサイコロを振り、出た色のネズミを急襲する(蓋をかぶせる)。狙われたネズミだけが逃げなければならない。猫に捕まったり、狙われてないのに逃げたりしたら、そのプレイヤーは失格。サイコロで猫の目が出たら猫はどのネズミを捕まえてもよく、ネズミ側も全員が逃げてよい。

バーベキューに毎年参加しているモモちゃん(小2)とかと数回遊んでみた。すぐに終わるので何度でも遊べる。最後のゲームに参加した自信満々のヒョンが、猫の目が出たときにあっさり1人だけ捕まったときは大爆笑だった。

もう単純に反射神経だけのゲームなのだが、単純さゆえに楽しい。ネズミコマも可愛らしく、子供受けは抜群。自分の色じゃないときにもついつい逃げちゃうんだよね〜


ザーガランド解説実況

正月から置きっぱなしになっていたザーガランドを回収してきた。で、モモちゃんからリクエストがあったので、カツキさんとキョーコさんを交えて4人で遊んだ。だいぶ酒が入っていたこともあって、どこに何があったかさっぱり覚えられない。城へ向かう途中にゾロ目でカードを代えられたりしつつ、最終的には連続回答して私がゲームを終わらせた。

真面目にやると少々古臭い感じがするのは否めないが、テンポよく進行するのでダレないし、記憶の混乱が逆に楽しめる。雰囲気の良さは繰り返し言うまでもなし。

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R-ECO解説実況

カワサキファクトリー製カードゲーム。純国産ゲームだが、アメリカのZ-man Games社から英語版も発売されている。以前から買おうとは思っていたが、ゲームマーケットでカワサキファクトリーさんの『シチリアの殖民』を遊んだこともあって、今回すごろくやにて購入した。テーマはタイトルどおりECO。プレイヤーはゴミ回収業者となってゴミ処理や不法投棄を行う。

4種類のゴミ処理場に手札から対応するゴミカードを出し、ゴミが4つ以上になったら処理して工場に乗っている報酬カードを貰う。カードを出せば、その工場でゴミが処理されようとされまいと、工場の裏に捨てられているゴミカードを全部引き取る。このとき手札が6枚以上になると、5枚を超える分は不法投棄せねばならない。報酬カードの得点から不法投棄分を引いた点数で勝者が決まる。

下原の家で寝る前に相方・ユミちゃんと3人でプレイした。相方は不法投棄を恐れずにどんどん処理していくが、私は慎重にカードを出していった。しかし、めぐり合わせが悪いのか自分の戦略が悪いのか、中盤から身動きが取れなくなり、報酬はもらえないのに不法投棄ばかり増えるという最悪のパターンに嵌る。最終的にソツなくゴミ処理したユミちゃんが9点で勝利、相方は8点で惜敗、私は……−2点……ウワァァァァン!

どの工場に出すか、どのゴミを引き取るか、先を見越した戦略が必要となる。私のように不法投棄を恐れつつ適当にやっていると、いつか大量の不法投棄をせねばならなくなる。マスコミや市民団体から吊るし上げである。おまけに報酬も貰えなくて会社は倒産、一家が路頭に迷うはめに陥るであろう。エコエコ念仏みたいに唱えていても駄目なのだ。報酬カードに−2点のものがあったり、一種類の報酬カードは2枚以上ないと得点に換算されないなど、細かい作りこみが伺える良作である。カワサキファクトリーさんには今後とも頑張って面白いゲームを作ってほしい。『シチリアの殖民』も近いうちに遊んでレビューする予定。

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ごきぶりポーカー解説実況

ついにこのゲームか……。これこそ、いまの私のボドゲ熱を焚きつけた元凶といってよい。伊集院光の『深夜の馬鹿力Podcast版』をダウンロードして聞いていた2006年の夏、伊集院が若手芸人たちとカードゲームに嵌っていて、やたら面白いと詳細に紹介していたのがこの『ごきぶりポーカー』だった(2006年8月30日の回で、現在でもダウンロード可能)。そのときは、ボードゲーム懐かしいな、ウチにあるカタンとかプエルトリコとかまたやりたいな、とか思った程度で、まあ実際に飲み会や合宿でボードゲームを持ち出したりもしたのだが、それ以外のゲームを買い集めるまでには至らなかった。しかし、ごきぶりは私の脳の中にゲームの種子を埋め込んでいた。結果、2007年末になって種子は芽を出し、現在に至る。『ごきぶりポーカー』自体も、そのころ初めて訪れたすごろくやさんで期待を込めて入手した。

内容物は、ごきぶり・ネズミ・クモなどの害虫・害獣8種類×8枚のカード計64枚のみ。数字とか何もない。最初に64枚のカードをすべてプレイヤーに配りきる。手番のプレイヤーは手札から1枚選び、誰かに裏向きで差し出す。このときカードの正体を宣言するが、嘘をついても構わない。出されたプレイヤーには2つの選択肢がある。勝負する(宣言が正しいか否かを当てる)か、たらい回す(カードを見たうえで、カードの正体を宣言しつつ別のプレイヤーに回す)かだ。たらい回されたプレイヤーは、カードを見てないプレイヤーが残っている限りは2択を続ける。勝負が起こった場合、負けたほうがそのカードを自分の前に並べる。前に同じ種類のカードが4枚並んだプレイヤーが一人負け。

1回目は、プレ自宅ゲーム会で昔から持っていたゲームを遊んだときに、RYO・ヒョンと3人でやってみた。このときはRYOに私のブラフを見抜かれまくり、あっという間に沈没した。で、正直なところ、期待したほど面白くはなかったなあ、3人でやるゲームじゃないのかなあ、という感想だった。

2回目は、オオヤさん宅でのカズやんの送別会で、みんな酔っ払ってるところで6人でやった。これが信じられないくらいの盛り上がりを見せ、興奮したカズやんがカードを握り潰さんばかりだった(単にベロベロだっただけという見解もあるが)。人数と雰囲気によってこんなにも変わるものなのかと驚いた。

3回目は今回、相方とヒョンとの3人にて。以前3人でやっていまいちだったためヒョンはやりたがらなかったが、友人との旅行に持って行って『ごきポ』ファンになった相方が強引に参加させた。これが3人でやっても充分に面白かった。相方優勢のままヒョンと私にリーチがかかり、最後はヒョンが相方にとどめを刺された。

たったこれだけのカードとルールで虚々実々の騙し合いを演出していることに戦慄を覚える。面子やその場のノリによっては全然つまらない場合もあると重々承知の上で、それでも最高のカードゲームのひとつであると賞賛を送りたい。システムが美しすぎる

※ごきぶりポーカー ホットスタートヴァリアント
このゲーム、序盤は誰に何を出せばいいか指針がまるでないので、最初から何枚か各プレイヤーの前に置いておくのもいい。プレイ時間の短縮にもなる。しかし、ただランダムに置くのも面白くないので、ちょっとした初期配置ルールを考案してみた。

1:カードが配られたら、スタートプレイヤーから時計回りの順番で、手札からカードを1枚選んで左隣のプレイヤーの前に伏せて置く。このときカードの正体を宣言するが、もちろん嘘をついてもよい。
2:ひと回りしたら、今度はスタートプレイヤーから反時計回りの順番で、手札からカードを1枚選んで右隣のプレイヤーの前に伏せて置く。このときカードの正体を宣言するが、もちろん嘘をついてもよい。
3:最後に、全プレイヤーは手札からカードを1枚選んで同時に自分の前に表にして置く。そののち伏せられている2枚のカードを表にする。このとき、同じ種類のカードが3枚置かれているプレイヤーは、そのうち1枚を手札の任意のカードと交換してもよい。

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2008/5/9  12:42

投稿者:海長とオビ湾

いやいや、ジャマールは気になってましたが、結局どういうゲームかわからず。

感想をおまちします!

2008/5/9  2:28

投稿者:hirocean

ありゃ、またニアミスですか!?
行動パターンが一緒ですねw

>ジャマール
カゴに入れとけばよかったんですが、
何となく手に持ってました。お恥ずかしい。
あ、もしかして海長さんも狙ってました?

2008/5/8  19:21

投稿者:海長とオビ湾

あれ。ジャマール持ってたのhiroceanさんでしたか。
渡さない!という気迫を感じました。

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