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2008/5/10

自宅ゲーム会080510  遊戯

夜9時より第5回ゲーム会。あまり準備の時間がなかったが、とりあえず午前中にちらし寿司だけ作っておいた。

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ババンク解説実況

昨年末から気になっていたものの、日本では手に入らなくなっていた。イタリア旅行中にローマのゲームショップで見かけ、やや高めだったが記念のつもりで買って帰った……ところが、日本に戻ってみるとゲームショップに軒並み再入荷していた……買った値段より安く……

プレイヤーは名士となり、カジノでの荒稼ぎを目指す。任意のカジノテーブルにチップを配置し、3枚のカード(収益増大・いかさま師・ブラフ)を伏せて設置し、最後に自分のコマを0〜4歩移動させ、ギャンブルによる収入を得る。収益増大カードによって勝ち金は大幅に上がるが、他人のいかさま師が仕込まれていると金を掠め取られてしまう。4ラウンド勝負で、かけるチップの額がどんどん大きくなるうえに累積するため、最後の一発逆転も夢ではない。

RYO、ムラタさん、ヒョンが集まってきたところで始めた。前半は様子見と練習。ヒョンとムラタさんが大きく稼ぐ。最終ラウンド、あるテーブルに22万ドル分のチップが集まる。様々な思惑が交錯し、このテーブルに5枚ものカードが伏せられた。もう誰も止まれないなと思いきや、最後の大勝負と言いながらヒョンが飛び込んだ。結果、収益増大×2によって66万ドルになった収益を、いかさま師を置いていたムラタさんが掠め取って100万ドルの大勝利。私とRYOは泣かず飛ばずであった。

互いの腹の探りあいが面白い。最初だったので適当にプレイしたところもあったが、真面目に相手の動きを読みつつ誘導できるようになれば、さらに高度な心理と論理の空中戦が繰り広げられることだろう。箱も小さめで6人まで遊べるのでお勧め。

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東京乗車券解説実況※いずれも北米マップの紹介]

2004年のドイツ年間ゲーム大賞を獲得したアメリカ産ゲーム『チケット・トゥ・ライド(乗車券)』。と言っても、デザイナーのアラン・ムーンはドイツ語ゲームも多数作ってきた大御所である。第1作は北米大陸を舞台としていたが、大賞を獲ったあと、メーカーがヨーロッパ・ドイツ・スイスとヴァリエーションを増やしているのみならず、各国で同人マップが作られるほど盛り上がっている。そしてこれはゲームマーケット2008で初お披露目された日本首都圏版である。

各プレイヤーは最初、目的地(乗車券)カードを2枚か3枚手元に隠して持つ。このカードには2つの連結すべき駅名(浅草⇔渋谷など)と点数が書かれており、自分の色の列車コマで指定された区間を(どんなに遠回りしてでも)繋げば最後に得点となるが、失敗するとマイナス点になってしまう。手番には、1)列車カードを取る、2)揃えた列車カードで1区間を連結する(自分の列車コマを置く)、3)新たな乗車券カードを引く、の3択で行動する。

オオヤさんを加えて5人で路線争奪戦が始まった。最初の乗車券カードの具合によって、序盤は西東京と神奈川方面が混みあう。私は秋葉原・千住方面で平和に運行。中盤になると、初期の目的を満たしたプレイヤーがちらほら追加の乗車券カードを引き始める。3枚引いて最低1枚を手元に残すのだが、何を引くかは運次第。ヒョンはまずいカードを残したうえに列車カードに恵まれず、大量の列車カードを手に余らせている。ムラタさんは順調に路線を繋ぎ、もはや最長路線ボーナス(10点)は揺ぎ無い。RYOとオオヤさんは路線が各地に分散している様子だが、RYOのほうは乗車券カードを引きまくっている。私は東京・秋葉原を中心にして東西南北に路線を延ばしていった。終盤、私は博打で12点の乗車券カードを残し、立川まで路線を延ばそうとしたのだが、よくよく見てみると必要なマス数に対して列車コマが1個足りない……マイナス12点確定である。ゲーム終了で乗車券カードを開けてみると、RYOが大量のカードをすべて達成して1位。最長路線を繋いだムラタさんが2位。私は3位だった。あの−12点がなければ……

参加者には非常に好評で、私が言うまでもなく即再戦が行われた(私は不参加)。本来のゲームシステムがわかりやすくて面白いのは無論のこと、マップが東京近郊で親しみがある部分も大きく寄与しただろう。鉄分がない私でも、乗車券カードとは無関係に繋ぎたくなる路線とかあったりする。ここに鉄分豊富な人(私の恩師とか)が加わったら楽しいことになりそう(あるいはうるさそう)。誰にでも勧められる名作だが、特に初心者をボードゲームに引き込むには現時点で最適のアイテムだと思う。

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遅れてきたエーコさんと相方が東京乗車券に加わり、外れた私とオオヤさんは2人でマリオカートWiiを遊んだ。何レースかしてオオヤさんが休憩し、私はWi-Fiに繋いでフレンド登録している人が遊んでいる世界レースに加わったのだが、折りしも乗車券の決着がつき、次のゲームのために1レースで切断してしまった(どうもすみませんでした。負けて逃げ出したわけじゃありませんのでまたよろしく)。


ジャマール解説

5月3日にすごろくやさんのセールにて、通常6000円が半額になっていたのを確保した。どういうゲームかよくわかってなかったが、セール品になっていることから推して知るべし。内容物はいろんな色と形の木製コマたくさんと黒い袋のみ。これ別に箱はいらないんじゃないの?

ルールブックを読んでみると、木製コマを使ったゲームのルールが4種類書かれている。どれも基本的に袋の中のコマを手探りで早く探し出すのが主眼。メインの「決闘」は、2人のプレイヤーが同時に袋に手を突っ込んで、お互いが持っているコマと同じ形のコマかラクダコマを素早く探す。間違ったときのルールなど細かく設定されているが、とにかく決闘に勝てばよい。

東京乗車券を終えたエーコさんがWii Fitを始めた。それを横目で見ながら試しに5人でやってみる。スタートの合図として誰かが「ジャマール!」と言うのだが、何となく気恥ずかしくて言いにくいのと、隣でやってるWii Fitが気になるのとで、決闘する2人が袋を持ったまま数秒動けないという放置プレイが何度も発生した。結果はヒョンが神の如き引きで圧勝。手を突っ込んでから1〜2秒で取られると何もできない。あまりにすぐ終わってしまったので2回戦開始。今度はそれなりに勝ったり負けたりしながらRYOが勝利した。

私はさっぱり活躍できなかったが、思ったより面白かった。素早く形を探り出す技術と手を入れたときのコマの当たり運が7:3くらいのゲームだろうか。ルールを読んだときは、合コンとかでやれば男女一緒に手を入れるので盛り上がるんじゃなかろうかと思ったが、早引きなのでそんな艶っぽい雰囲気にはならない。どっちかというと子供用。確かに6000円だとちょっと手が出ないかな。

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エルフの玉座解説カジノロワイヤル

1998年のドイツ年間ゲーム大賞『エルフェンランド』のカードゲーム版。これもアラン・ムーン作である。『エルフェンランド』に先立ってすごろくやさんで入手した。プレイヤーはエルフの王になるために世界を旅して金を集める。さながら献金を集める政治家かミカジメを集めるヤクザである。

ゲームはプレイヤーの数と同じターン数行う。各ターンは「旅の準備」と「実際の旅」に分かれていて、勝負どころは前半。手札を調整しながら、プレイヤーが訪れる村やアクションカード(お金倍増・泥棒・旅の妨害)を置き、手札に必要な移動カードやアクションカード(護衛・逆回り)を揃えていく。準備が終わったら、ひとりひとり移動カードを出しながら設定された村々を回って金を集めていく。最後に最も所持金が多いプレイヤーの勝利。

参加者が帰ったり寝たりして、始電待ちのムラタさんとエーコさんと3人にて。ルールを説明してもちょっとわかりにくく、まずは最初のターンをやってみようということになる。旅の準備がものすごくカツカツ。基本的にはカードを3枚引いて4枚捨てるという行動で手札を調整するが、これをやると手札は減るばかり。手札を増やすためには金で買うしかないが、枚数が増えるとどんどん高くなる。1ターン目は適度に村が出され、みな適度に回る。2ターン目、移動しにくい海の町がたくさん出され、全員ほとんど移動できずに終わる。最終ターン、これまで集めた金で大量にカードを買いつつ、アクションカードも大盤振る舞い。エーコさんは妨害カードを3枚も出し、また海の町を置いた。悲鳴を上げる私とムラタさん。しかし私は何とか海用の移動カードを揃えることができ、旅路を一周してボーナス(金貨10枚)を獲得して1位。エーコさんは移動カードを引けず、自分の出した海の町に行けなかった。

ゲームとしては面白いが、テーマとの整合性は微妙だ。ユニコーンや魔法の雲(移動カード)で村々を移動する部分はファンタジーな雰囲気なきにしもあらずだが、下準備がすべてで旅を始める前に結果がわかってしまうのがなんだかなあ。カードをもうちょっと入手しやすくする代わりに旅の途中で妨害アクションを出せるようにするとか、旅の途中に足りない移動カードを他のプレイヤーから買えるようにするとか、『チケット・トゥ・ライド』みたいに5枚ほどカードをオープンにしておくとかすれば面白くなるだろうか?どうだろう?

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