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2008/5/11

大統領選キャンペーン:1日目  遊戯

アメリカではクリントンとオバマの予備選が熱を帯びているこの時期に、ウチでは50年も前の大統領選が再現されている。
それは↓これ。

1960 大統領になる方法解説

アメリカ出張帰りのキョーコさんに持ち帰ってもらった期待のゲームだったのだが、これがなかなかやる機会がない。ゲーム会で数人が集まると、時間がかかる2人用ゲームを持ち出すわけにはいかない。かといって、1960年のケネディとニクソンによる大統領選を再現したこのゲームはカードのイベントテキストを吟味して使う必要があり、いつも2人用ゲームの相手をしてくれるウチの相方は英語がほとんど読めないうえに、ケネディの名前は聞いたことがあってもニクソンに関しては「肉損?」くらいのリアクションをしそうだ。カードの英語テキストに関しては対訳表を自作した。ルールのリファレンスも作った。しかしやっぱり相手と機会が見つからない。

こないだの自宅ゲーム会明けの日曜日、やはり相方とやってみようと決心してお願いしてみた。英語は対訳表があれば何とかなるだろうし、どうせ私だって1960年の大統領選に関する知識があるわけじゃなし。ただ、とても最後まではできないだろうから、1ターンでも2ターンでも触りだけ遊べればそれでよしと思っていた。

ゲームの目的は、各州で自分の支持を集め、州ごとに決まっている大統領選挙人を総数の過半数獲得することである。ここは実際の選挙と同じだ。ゲームは全部で9ターン行われる。1〜5ターンは前半戦、6ターンは討論、7・8ターンは終盤戦、9ターンは投票日となる。そして、カードの使い方がこのゲームのすべてといってよい。
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カードはイベントとして使うか、CP(キャンペーン・ポイント)として使うか選ぶ。ロバのマークはケネディ用イベントで象はニクソン用。相手用のイベントカードが手札にある場合はCPとして使って握り潰すわけだが、相手が趨勢マーカーというリソースを消費すれば、そのカードのイベントを発動できる(こちらが趨勢マーカー2枚を予め消費すればそれを防げる)。CPとして使う場合、1)各州で支持を集める(移動含む)、2)メディアの支持を得る、3)論争点における勢力を高めることができる。州の支持を上げれば直接的に勝利に結びつき、2)と3)は遠回りに効いてくる。1〜5の各ターンには6枚ずつカードが配られる。5枚を使い、1枚は6ターンの討論のために残しておく。自分用の強いイベントを残しておくと有利だが、そういうカードはすぐ使いたいものだ。逆に相手側の強力なイベントカードを埋葬することもできるが、討論時に相手を利することになる。5枚のカードの使い方や使う順番も難しい。何とも悩ましいゲームである。

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ボードを広げて初期配置と準備を済ませたが、相方が昼間っから熟睡モードになってしまった。到底起きそうにないので、ボードを広げたまま仕事に出かけた。もう駄目かと諦めていたが、帰ってきて食事してから遊んでくれることに。大統領選およびルールの概要を説明する。一応史実では勝利したケネディを相方が担当してようやくゲームスタート。

1ターン目
どちらの陣営も手探りで進める。ケネディ側は南部の「Gathering Momentum」で元々優勢な南部を広く押さえつつ、西部と中西部のメディア支持を取りつける。ニクソン側は「Heartland of America」で西部と中西部の小さな州を押さえつつ、論争に勢力を傾ける。ケネディ側に「Harvard Brain Trust」を出されたのが痛い。このイベントは6ターンまで待機してケネディに有利に働くのだ。
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相方が対訳表とにらめっこなうえにカード選びを長考するため、1ターン終わるまでに1時間半もかかった。最後までやるとなれば7〜8時間は余裕でかかりそうだ。これで終わりかなと思っていたら……なんと!翌日に持ち越して続けることになった!これは素直に嬉しい。いつまで続くかわからないが、大統領選は文字通りキャンペーン化することとなった。ボードを崩さないように生活せねばならないが。

2日目に続く……
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