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2008/5/16

大統領選キャンペーン:4日目  遊戯

これまで3日で3ターン。このペースで続けるといつ終わることやらと思っていたが、相方が明日休みということで、一気に最後までやり通すことになった。なのでキャンペーン報告記事もこれで最後となる。一気にやったため細部までは覚えていない。これまでより駆け足になるがご了承いただきたい。

4・5ターン目
これまでカードに恵まれなかった我がニクソン陣営にもようやく反撃のチャンスが訪れた。東部の「Gathering Momentum」(空白州に支持を広げるイベント)を含む強力なカードが来たのだ。ここでニクソン自身(5CP分のアクションができる)を動かしてニューヨークやペンシルヴァニアなどの大票田がある東部を一気に席巻する。

が、その反動だろうか、5ターン目の手札はボロボロ。何とか東部の優勢は保ったが、ニクソンの地盤である西部唯一の票田カリフォルニアをケネディに奪われ、中西部でも足場を固められた。こちらは論争にかまける余裕などないので、ケネディの推薦マーカーだけが溜まっていく。
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6ターン目(討論)
いよいよ討論の時が来た。これまで毎ターン1枚ずつ取っておいた5枚のカードを使って、国防・経済・民権について議論を戦わせる(カードに描かれたマークの場所にカードを置き、カードのCPを合計して多い方が各論争の勝者となる)。ケネディに有利な「Harvard Brain Trust」(ケネディ側のポイントに+1点)が出されているうえ、このターンの主導権もケネディに取られた(同点のときケネディが勝つ)。さらには私の第5ターンの手札のせいで1枚だけケネディを利するカードを残していた。ひとつでも星が取れればいいが……

……何とか最後に国防の星が取れた。これによって、ケネディが州支持5点分、ニクソンが4点分を得る。痛み分けだが、もう選挙戦も終盤だ。ニクソン陣営に暗い影が落ちる。それはそれとして、ケネディを担当する相方もカードの選択に悶えて勝手に負けムードを撒き散らして拗ねている。おま、どう見たってそっちがめっちゃ優勢やんか
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7・8ターン目
終盤戦の2ターンはカードが各7枚配られ、2枚ずつ計4枚を最後の投票日のために残しておく。このとき意味があるのはカードの右下にある州の略号で、4枚のカードで指定された州で最後の巻き返しができる可能性がある。当然ながら、選挙人数の多い有力州に対応するカードはそれ自体が強力にできている。なんて意地が悪いゲームだ。

第7ターンはケネディが東部で巻き返しを図り、ニクソンは押されながらも中西部にミソをつける。実質的な最終戦となる次の第8ターンに備えて論争を押さえ、趨勢マーカーを増やしておく。

運命の第8ターン。やった。俺は引いたぞ……最後に残った中西部の「Gathering Momentum」を!中西部を一気に赤く染めれば(←誤解を生む言い回しだ)ここから逆転も可能!最後の死力を尽くして闘えニクソン!……が、初手にニクソンを使って中西部の邪魔なケネディ支持を取り除いたところで、相方がこちらの手の内に気づいてしまった。てめ、ゲーム初心者のくせに何でこういうときだけ勘が利く!そこからは不毛な中西部での主導権争いが繰り広げられた。結局手が届かず、投票日に発動するイベント「Early Returns from Connecticut」を最後に出すのが精一杯だった。

下の画像(8ターン終了時)を見ていただきたい。中西部と南部はほぼケネディが取り、東部も有力州はケネディが押さえ、ニクソンに残った面積だけは広い西部も肝心要のカリフォルニアをケネディに取られてしまった。大惨敗である。第9ターンの巻き返しがすべて成功しても、もはや勝利はないだろう。しかし、だがしかし、最後に一矢報いてやる!見ていろケネディ!
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9ターン目(投票日)
やることはやった。あとは蓋を開けるのみ。7・8ターンで取り置かれた各4枚のカードをオープンし、指定された州ごとに3回の支持チェック(黒い袋からキューブを引き、自陣営の色なら州支持となる)を行う。こちとら終始手札が散々だったが、そのおかげで袋の中には赤い怨念が渦巻いとるでぇ!(弱いカードを使うと袋の中にキューブが溜まる。)

最後の巻き返しは奇跡のようだった。ニクソンが支持チェックを行った4州ではすべて優勢を奪い取り、ケネディのチェックはすべて逆転には至らなかった。そのうえさらに、「Early Returns from Connecticut」によるカリフォルニアでの5回の支持チェックでケネディの支持3個を打ち消し、本拠地の奪還にまでも成功したのだった!男ニクソン、最後の意地を見せてやったぜ!

最終集計。獲得した州の大統領選挙人の数を合計する。全537の過半数を取ればアメリカ合衆国大統領の座が手に入るのだ。結果……ケネディ:336票ニクソン:201票。ニクソンは惨敗ではあるが、最後の奇跡によって大惨敗にはならずに済んだ。
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様々な要素が絡み合う盤面を睨みながらカードの使い方を考えたり戦略を立てたりする過程が非常に悩ましい。頭が痛くなってくるし時間もかかるが、それを補ってあまりある魅力に満ちている。初めは何をすればよいのか戸惑うが、ターン中にできることは配られる6枚または7枚のカードにある程度規定されているため、ゲームに慣れるのも早い。やりこめば、どんなカードがあるかわかってきて、相手の行動の可能性を読みつつ戦略を練れるようにもなるだろう。大統領選挙というテーマの選択も、歴史性が重すぎず、かつ現在の大統領選ともリンクする感覚が味わえてちょうど良いのだろう。次に遊べるのはいつのことかわからないが(途中でむくれかえっていた相方が意外にも再戦を仄めかしている)、その日を心待ちにしつつ、今回は敗者として去ろう。しっかし選挙ってたいへんだ
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2008/5/25  0:52

投稿者:hirocean

あきおさん、こんばんは。
こんなに時間がかかったのは、英語の読めない相方が対訳表とにらめっこなうえに滅茶苦茶長考したからです。途中で匙を投げられるくらいならと、私も絶対に急かさない姿勢で臨んでましたから。
ある程度サクサク進められれば初見でも3〜4時間以内には終わると思いますよ。いまは第二版も出てますし、お勧めです。ぜひあきおさんのレビューを読んでみたいと思います。

2008/5/24  22:28

投稿者:あきお

おもろそうなんで買おうと思ってたんですが、これってそんなに時間掛かるんですか?
7〜8時間?
ディマッヒャーの4時間でもかなりきましたからねえ。悩むところです。

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