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2008/6/7

自宅ゲーム会080607  遊戯

毎月恒例、第6回ゲーム会。今回は試みに土曜の夜と日曜の昼の2部構成ということで案内してみた。全然準備する暇がなく、多慶屋でお菓子や肴を買っておいた。相方には部屋の掃除をお願いして仕事に出かけ、戻ってからお出迎えの準備。9時〜10時頃に参加者が集まってきた。


どきどきワクワク相性チェックゲーム解説

アメリカ製のパーティゲーム『Compatibility』の日本語版。いかにも駄目そうな雰囲気漂う邦訳タイトルだが、その面白さは筋金入りという。現在は絶版なのでヤフオクにて入手。

基本的なルールでは、4人または6人が2人ずつのペアを組んで遊ぶ。各プレイヤーは構成が同じ50枚ほどのカードを1組ずつ持っている(風景や建物や人物など様々な写真・「収入」「努力」などの単語・白や黒などの色が含まれる)。ランダムに決まるお題に最も合うと思うカードを数枚(ペアのコマが止まっているマスによって枚数が決まる)、優先順位を決めつつ裏向きで出していく。全員が出し終えたら、それぞれパートナーと答えを合わせる。同じカードがあれば1枚につき2点、優先順位も同じなら3点を獲得し、点数分だけコマを進める。先にゴールしたペアの勝利。

私と相方・ヒョンとキョーコさん・RYOとムラタさんがペアになってスタート。様々なお題に対して各プレイヤーの印象や考え方が明らかになるのだが、なかなかパートナーとは合わず、むしろほかのペアの人間とのほうが相性が良さそうだったりする。お題を見て「『緑』だったらあのカードしかないでしょ!わかってるよね?」とか、めくるたびに「なんでそのカード?!」とかワイワイと盛り上がる。私と相方のペアが中盤から終盤にかけてリードし、そのままトップでゴールした。自分としてはちょっと意外だ。『共産主義』のお題でちゃんと一番に赤のカードを出したことには感心した。

ホントに筋金入りの面白さだった。ペアと合う合わないも大事だが、自分と他人との認識やイメージのズレが如実に現れてくるのが非常に面白い。ルールは単純だし、感覚的にカードを選ぶので考え込むこともなくサクサク進む。ただ、繰り返し遊んでカードを覚えてくると飽きがくるという意見もあり、それはそうかもしれない。とはいえお勧めである。もしどこかの玩具売場で見つけたなら、ぜひ確保していただきたい。

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バッファローじゃむたん通信

手軽にできるチェスのような2人専用ゲームということで、相方と遊ぶのにいいかなと思っていた。絶版で入手難のゲームだがフランスのゲーム屋に在庫があって注文した。バッファローと犬の木製コマが可愛い

一方がバッファロー11匹を動かし、もう一方が酋長と犬4匹を担当する。バッファロー側は1匹でもボードを横切れば勝利。酋長側はそれを阻止する。バッファローは将棋の歩と同じで1マスずつ前進することしかできない。犬は前後左右斜めにいくらでも動き、バッファローの進行を妨害する。酋長は王将と同じで任意の方向に1マスずつ動き、バッファローを捕らえることができる(ゲームから取り除く)。

相方と何度か勝負したが、バッファロー側が厳しい感じだった。皆が前回やって気に入った『東京乗車券』をやりはじめ、余ったエーコさんと2人で遊んでみた。陣営を交替しながら3回ほどやってみたが、やはりバッファローが全然勝てない。犬の進路を妨害するように上手く先読みして進める必要がありそうだ。

なかなか頭を使うが、手軽にできるので繰り返し挑戦したくなる。しかしどうにもバッファロー側が難しい気がする。酋長側はわりと気軽に動かしても勝ててしまう。何かルール間違ってたりして

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ドラゴンクエストダンジョン

一世を風靡したドラクエは、当然のことながら様々なカードボード・ボードゲームをも生み出した。それらの中でも出色の出来とされる大型のボードゲームがこの『〜ダンジョン』である。絶版になって久しかったが、数年前にリメイク再販されている(いまは新しい方も品薄になっているが)。エーコさんが昔持っていたものを発掘して持ってきてくれた。

潜水艦ゲーム(見えないように配置した艦隊を座標で攻撃しあう)に近い。2人が仕切りを挟んで自分のダンジョンを設計する。壁を置いて迷宮を作るだけのレベル1、落とし穴・宝箱・ボスとの戦闘が加わるレベル2、モンスターとの戦闘も発生するレベル3と段階的に複雑になっていく。基本的には移動したい座標を宣言し、壁なら手番交替となる。先にボスに辿り着くか、ボスを倒した側の勝利。

とりあえずレベル1をやってみる。こういうのは相手の性格を読みつつ意表をついた配置にすべきだろう。最初に入り口とボスの位置を相手に教えるので、博打を打って入り口からボスまでわずか3マスで辿り着く配置にしてみた。素直なエーコさんなら遠回りしようとするはず。……で、案の定エーコさんがボスの後ろに回りこんで壁にぶつかっているあいだにこちらはゴール。配置から終了まで30分ほどだったと思う。

見えない迷宮を手探りで進む緊張感や、相手をまんまと罠にはめる快感をたっぷり味わえる。男の子なら夢中になってやるだろうゲーム。灯りのない洞窟を探索する初代ドラクエみたいな雰囲気抜群である。旧版はドラクエW(かな?)がモチーフになっているが、新版は初代のモンスターが着色されて入っているようだ。2年ほど前にAmazonで安売りされたときに買えばよかったかな。

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そうこうしているうちに、『東京乗車券』の決着がついた。乗車券を達成しまくったうえに最長路線も獲ったムラタさんの圧勝。またしても敗れたヒョンにはまた雪辱を晴らしてほしい。今回は『1910』の大判列車カードを使ってもらったが、評判は上々だった。

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契約の箱解説実況※実況は『カルカソンヌ』]

2001年にドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞のダブルクラウンを獲得した『カルカソンヌ』というゲームがある。タイルと部下を配置して得点するという単純にして奥深いシステムが人気を博し、いまだに追加セットが出版され続けている。『契約の箱』は、フランスの世界遺産からユダヤ人の帰郷へとテーマを変え、システムを若干改良した『カルカソンヌ』派生ゲームである。『カルカソンヌ』を買うと追加セットもいろいろ欲しくなるだろうから、後発でシステムがまとまっている『契約の箱』だけを入手して済ませることにした。ちなみに「契約の箱(The Ark of the Covenant)」とはモーセの十戒を入れた聖櫃のこと。

手番には、町や道の断片が描かれたタイルを1枚場に配置し、置きたければ自分の信徒コマをタイル上の町か道か平野上に置く(ただし、すでにコマが置かれている町・道・平野に繋がる場所には置けない)。町・道が完成すれば得点が入る。平野はゲーム終了時に得点計算される(羊を数える)。その他に、寺院での得点や聖櫃を移動することによる得点などがある。タイルが尽きたところで最終計算をし、最も点数が高いプレイヤーの勝利。

『東京乗車券』が終わったところで何人かが帰り、相方は奥の部屋で寝に入った。残ったRYO・ムラタさん・エーコさんと遊ぶ。単純なゲームとはいえ、最初から全部のルールを導入すると難しいかと思い、平野と聖櫃の得点ルールを省いて信徒コマを各自2個減らした。4人がそれぞれの方向へ自分の領域を広げ、ほとんど競合が起こらない平和な展開となった。道や寺院でコツコツと得点を伸ばしたエーコさんと、大き目の町を完成させたRYOが先行し、巨大な町が閉じられないムラタさんと、使徒コマ(町の得点が2倍になる使い捨てコマ)を置いた町をRYOに小さく閉じられた私が沈んだ。結果はエーコさんをややリードしてRYOの勝利。ちなみに、各手番の最後に次手番で配置するタイルを予め引いておくというルールを採用したが、ときどき手番が混乱することはあるものの、ゲームの進行スピードが加速されて非常に良い。

単純にして深い。わかり易くて面白い。誰でも思いつきそうでいて、実にエポックメイキングなシステムである。『乗車券』シリーズと並んで、初心者にドイツゲームの新しさと面白さを理解してもらうのに最適なゲームだろう。特にこれからドイツゲームを始めようとしていて、まだ『カルカソンヌ』を持ってない人にはこちらの『契約の箱』をお勧めしたい。

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ねことねずみの大レース解説

ドイツの玩具メーカーであるセレクタ社が出している子供向けゲームで、2003年のドイツ年間キッズゲーム大賞を獲得している。システムとしては『ミッドナイトパーティ』に似ており、追いかけてくる鬼から複数ある自分のコマを逃がすタイプのゲームである。

ねずみの家族がチーズの王国を目指して旅をする。しかし、その計画を聞きつけた1匹のネコがあとを追ってくる。手番にサイコロを振り、2〜5ならば出目の数だけ自分のねずみを1匹前進させる。しかし、ネコの目が出たら、自分のねずみを1マス前進させたのち、ネコを1歩前進させねばならない。ネコは2週目になると1マス飛ばしで追いかけてくるため、往々にしてねずみの大虐殺が繰り広げられる。チーズの王国までの道中にはねずみの家が4軒あり、そこに逃げ込めばチーズをもらえるが、手前の家ほどもらえるチーズが小さい。すべてのねずみがチーズをもらうか、ネコに食べられてしまうとゲーム終了。最も多くチーズを得たプレイヤーが勝利となる。

そのまま4人でレース開始。1回目、ネコがねずみのスタート地点まで来た段階でスタートしてないねずみは全部リタイアというルールをしばらく見逃しており、このルールが判明したとたんにスタート付近が大混乱に陥った。みんな大きい出目を念じながらサイコロを振るが、無情にも3回に1回の確率でネコは迫ってくる。結局半分近くのねずみが虐殺された。ネコの恐怖が印象深くて誰が勝ったかは覚えていない。2回目、私とRYOが本領発揮してネコを前進させまくる。出目に恵まれたエーコさんとムラタさんが抜け出した。でもやっぱりネコが頭に焼き付いていて、どっちが勝ったかは覚えてない。

勝敗を覚えてないのが良いゲームであることの証拠。それだけ手に汗握る展開のほうが面白いということだからだ。サイコロの出目に恵まれなければ勝てないのも確かだが、どのねずみを動かすか、早めに安全かつ実入りの少ない家に逃げ込むか否か、などの選択がよく機能している。ねずみやネコのコマがしっかりとした木製で可愛いのも玩具メーカーならでは。

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ガラガラヘビカジノロワイヤル

「海長とオビ湾のカジノロワイヤル」などでの紹介を見てそのバカゲーテイストに中てられ、ついアメリカへの注文に含めてしまった。

プレイヤーは12個のヘビの卵を均等に分ける。サイコロを振って出た色と同じヘビの体の上に卵を置いていく。全部置ききったプレイヤーの勝利。もちろん何事もなく置けるわけではない。この卵が非常に強力な磁石でできていて(手のひらの裏表でくっつくくらい)、ヘタに近づけるとバヂィィィィィィィン!!!とくっつく。あるいは反発して転がっていく。くっつけたりボードから落としたりした卵は引き取らねばならないのだ。

夜も更けに更け、小難しいゲームはお呼びでない雰囲気だ。何も考えなくてよいお馬鹿なアクションゲームカモン!まずは馬鹿馬鹿しいほどの磁力を楽しんでもらい、掴みは充分。実際にプレイすると割りに真剣になる。でも卵を近づけるだけで他の卵がクルクル回りだしたり、3個くらいの卵が激しく合体したりすると、どうしようもなく笑いがこみ上げてくる。3回ほどやってみたが、先に置くほうがやはり不利で、2番手が勝ちやすい流れだった。

ビバ!バカゲー!いやゲーム自体はかなり集中を要するアクションゲームなのだが、もう磁石の動きが可笑しくて仕方がない。ちょっと童心に帰る感じ。磁石って見えない力の象徴みたいで子供は大好きですよねー。うまくN極S極のバランスを取って配置すると10個くらいは乗るらしいのだが、今回最高は8個だった。

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ジャマール解説

先月初めて遊んだとき横で『Wii Fit』をやっていたエーコさんから「あの袋に手を突っ込むやつ」とリクエストがあって持ち出した。今回は私が調子よくて、順調にコマを稼いで勝利。放置プレイも相変わらずだったが、普通に面白い。

取り出したコマを崩さないように積んでいく「塔」ルールもやってみたいが、このコンポーネントを使えばもっといろいろな遊びができそうではある。

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ポテトでチョ!解説

さらにバカゲー。名(迷?酩?)作ゲームブック『ドラゴンファンタジー』シリーズ邦訳版の挿絵師フーゴ・ハルが作った純国産パーティゲームである。秋葉イエサブにて購入した。

場にポテトチップの形をしたタイルが何枚か置かれる。各プレイヤーはお皿チップに両人差指を置いた状態で待機し、「ポテトでチョ!」の掛け声と同時に欲しいポテトに人差指を置く。2枚のポテトに1本ずつでも、1枚に2本でも構わない。置いた指の数が多いプレイヤーがそのポテトを得る。ポテトには大・中・小の大きさと5つの種類があり、最終的な得点が変わってくるのだが、裏向きのまま並べられるものもある。ポテトがなくなったとき、各ポテトの点数と最終ボーナスを加算して得点の多い人の勝ち。

さらに微妙なテンションになっていく深夜。この空気ならいける。袋からポテトを出して皿を配る。特にスピードが要求されるゲームではないが(あと出しは駄目だけど)、みんな勢いよくポテトを突っつく。激辛ポテトは集めすぎると最後に−13点をくらうが、最後にRYOと私の枚数がタイになってマイナスはなく(トップタイがいると±ボーナスが消える)、ゴールドポテトのボーナスを獲得した私が勝利した。

愛すべきバカゲー。皿に指を置いて待つ姿、貪欲にポテトをつつく姿、?ポテトで発生するバカイベント、説明書の記述など、何から何まで微妙な可笑しさに支配されている。裏向きポテトが存在することでちょっとした博打要素もあり、意外と盛り上がる。プレイ中に自分の姿を冷静に見つめなおしてはならない。

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ムガル解説実況

20世紀初頭のアメリカを舞台に鉄道会社の株を買い漁り、大恐慌が来る前に売り抜ける経済ゲーム。『ズーローレット』や『パトリツィア』などのシャハト作。国内では入手困難だが、アメリカのFunagain Gamesのセールで少し安くなっていたので『レーベンヘルツ(旧版)』とともに注文した。

毎ラウンド、プレイヤー全員でカード1枚を競る。カードには背景色と縁取りの色が別々に描かれていて、それぞれ株そのものの種類と売却できる株の種類を示している。競りに参加したいプレイヤーは手持ちのチップを1枚カードの上に置く。降りるプレイヤーはそれまでに溜まったチップをすべて取る。そうして最後まで残ったプレイヤーは、株としてカードを手に入れるか、縁取りに示された色の株を売るかを選ぶ。競りで2番手だったプレイヤーは残ったほうの権利を行使できる。株1枚の売値は、その時点で場に出ている同色のカードの数に等しい。例えば場に4枚出ている茶色のカードを2枚売ると4×2で8の得点となり、茶色の株の価値は2に下がるわけだ。大暴落カードが出たときに最も得点を稼いだプレイヤーの勝利。

そろそろ始電も動く時間となり、手に入れたばかりのこれを試してみたくて〆のゲームとした。経済ゲームでもルールは単純なので大丈夫だろうと踏んだのだが、4人の中で唯一現実の株取引経験者であるはずのエーコさんがシステムを理解できず、全く競争に絡めなかった。ゲームは序盤にチップを溜め込んで中盤に得点を稼いだRYOの圧勝。私は茶色株を4枚も溜め込んだのに売り抜けられず。hirocean卿は株が紙切れになって破産した。

単純なルールとコンポーネントの中に株取引の妙味が凝縮されている。まだまだ株価は上がるはず、なんて欲をかくとまず沈没するが、ギリギリで売り抜けられれば快感だろうな。今回はエーコさんが脱落してしまって残念だったが、手軽なゲームなのでまたやりたい。

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以上で第1部終了。3人を見送ってから寝る。昼前に起きて片付けや食事をし、第2部の参加者を待つ。3時頃アキト君がやってきた。


熟語博士解説

アキト君持参の国産学習系ゲーム。

正方形の紙ボードの周囲に4枚4列16枚の短冊が4色ずつくっついている。1枚の短冊の裏には4つの漢字が書かれていて、ボード側にひっくり返すと場に最大16文字の漢字が見えることになる。プレイヤーは1色を担当し、場に出ている漢字から熟語になる組み合わせを素早く見つける。熟語として成立していると、自分の短冊を1枚(3文字以上の熟語なら2枚)場にひっくり返すことができる。早く自分の短冊をなくしたプレイヤーの勝利。

とりあえず昨日飲みきらなかったビールなど勧めつつ、相方を入れて3人で遊んでみる。16文字もあると2字熟語なら割と簡単に見つかる。みなサクサクと回答していき、最後は相方がゴールした。次に3字以上の熟語に限定してやってみると、とたんに場が停滞した。苦しい単語が次々と飛び出し、ある意味こっちのほうが盛り上がった。「女村主」程度なら通しだが、「海自面」(海上自衛隊員っぽい顔のことらしい)はNGだったり。勝敗はどうでもいい雰囲気だったが、一応私が終わらせた。

短冊のめくれ具合で毎回展開が変わる、自分の短冊をめくると自分の位置からは漢字が逆になるため若干見つけにくくなるなど、細かいところに気が利いている。ボキャブラリーと文字の探索能力(目力)勝負となるが、上記のように字数縛りを厳しくして無理矢理な熟語をひねり出すのも面白かった。

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サンファン解説実況

不朽の名作『プエルトリコ』のカードゲームバージョン。メビウスによる完全日本語版なので、プレイアビリィティは非常によい。

建築家・監督・商人などの役割を選びながら建物を建てていく。カードは建物でもあり、建物を建てるための金でもあり、生産施設で生産される商品としても用いる。役割を選ぶと全員が同じ行動を行い(金鉱堀りを除く)、選んだプレイヤーに特典があるのは『プエルトリコ』と同じ。建物には様々な効果があり、その組み合わせによって多様な戦術を取ることができる。誰かが12軒の建物を建てたら終了し、得点を計算して勝者を決める。

ソン君が来て、相方は夕食の準備に取り掛かったので3人プレイにて。私も含めて全員が初見だったので、どんな建物があるかわからない。手探り状態で役割を選んでいく。そうやって手札の建物の効果を読みながら建設をしていくなかで、何らかのコンボが成立すると嬉しいものだ。ゲームは、ギルドホールと生産施設を7軒建てた私が圧勝した。

『プエルトリコ』のテイストを残しつつ、多種多様な建物の組み合わせを楽しめるゲームになっている。カードの内容を覚えてからが本当の戦いになるのだろうが、手探り状態で臨機応変にプレイするのも面白かった。あと、完全日本語版はやはりよい。日本でもっとボードゲームが盛り上がり、年に10作くらい日本語化されればよいのになあと妄想したりする。

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サンマルコ解説実況

去年末にボードゲームを集め始めたときに、最も手に入れたいと思っていたゲームのひとつ。キョーコさんがヨーロッパ出張していたときにも頼んでみたし、オークションに出る品もチェックしていたが、入手には至らず。絶版になって久しく、そのうちオークションにも出なくなってきた。テーマがヴェネツィアでの陣取りなので、もしかしてイタリアで見つけられるかもと根拠なく淡い期待を抱いていたが、叶わず。先日久しぶりにヤフオクに出品され、ちょっと無理をして手に入れた。感無量である

ヴェネツィアに自分の貴族を送り込んで得点する陣取りゲーム。貴族の配置・運河を渡る橋の配置・得点計算などを行うためのカードを分配する方法がこのゲーム最大の特徴である。規定枚数の行動カードとリミットカード(集めるとマイナス効果)を分配者が2つないし3つのセットに分け、決定者が任意のセットを取り、残りを分配者が取るという手順を繰り返す。3ラウンド終了後に最終得点計算をして、最も得点を稼いだプレイヤーの勝利。

ドイツゲームには珍しく3人が最適人数ということで、引き続きアキト君、ソン君につきあってもらう。分配具合がよくわからないが、3人とも感覚的にテキトーに分けては取っていく。私はやたら橋を建設して貴族の配置やドージェ(1区画で得点できる)の移動が楽になるも、貴族の数自体が少なくて旨味がない。ソン君はうまくリミットの数値を抑えつつ自分だけが支配する区画を作る。リミットを集め気味のアキト君は一極集中型か。中盤、アキト君が博打気味の分配をしてカスティッロでの得点を企てたが、その前に私が使った追放カード(1区画からサイコロ1個分の貴族を除去する)によってごっそり貴族が減り、ドージェで自分が得点できる区画がなくなった。これによって差をつけられたアキト君は終盤にサンマルコで私に追放返しを試みるが、無情にも出目は1。この争いを脇から見ていたソン君が余裕で抜け出し圧勝した。

期待以上の面白さで大満足だった。カードの分配がとにかく悩ましく、真剣に考えながらやると頭から煙が出る勢いかもしれないが、追放カードの大雑把な運要素がいいアクセントになっている。他のプレイヤーを唸らせるような華麗な分配をしてやりたいと願いつつ、毎回毎回自分の首を絞めてる気がしてならないのもまた楽しい。3ラウンドは意外とすぐに過ぎ、「え?もう終わり?」と思うほどだ。プレイ時間もちょうど1時間ほどだった。それとあと、ボードやカードに描かれたパステル調のイラストが素晴らしく、コンポーネントを眺めているだけでうっとりできる

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2人を見送り、これにてゲーム会はお開き。いろいろ消化できて大変よろしかった。
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2008/6/10  22:45

投稿者:hirocean

海長さん、毎度どうもです。
土曜の夜から翌朝にかけてダラダラやったのと、日曜の夕方から夜にやったのとで数は多目ですかね。どんどんやらないと積みゲーが溜まっちゃいますし(汗

2008/6/10  20:18

投稿者:海長とオビ湾

こんにちわ。
ガラガラヘビのリンクありがとうございます!
しかしすごい数ですねぇ^^

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