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2008/6/15

ペンドラゴンキャンペーン080615  遊戯

RYO宅にて『ペンドラゴン第5版』のキャンペーンに参加した。私は今回2回目で、キャラクターもまだペーペーの駆け出し騎士だが、残りの面子は押しも押されぬ名声を蓄積している名高い騎士(のはず)だ。

邪悪な領主を退治する話を終えたあと、サクソン人に制圧された我が故郷マラホートに潜入して妻や家族を救出する計画を練る(私は南のログレスに出張中だった)。仲間の騎士たちの力と資金をお借りしつつ、海賊船を雇って西海岸から上陸。ドルイドの里に身を隠していた弟たちと再会し、妻を捜すために威力偵察に出発する。何しろ彼女のAPP(外見)で19振ってしまったので気が気ではないのだ。途中、サクソンの狂戦士部隊に遭遇し、SYUCHOの騎士が一撃で殺されたものの辛勝。情報を聞き出そうというところで次回へ続く。

そのあと、持っていったボドゲを遊ぶことに。

コラプション解説

20世紀初頭のアメリカを舞台に、賄賂やコネを駆使して公共事業をわんさか受注するゲーム。アメリカから。

各プレイヤーは構成が同じ10枚の手札(1000、2000、4000、6000、8000、10000$の賄賂と法律家×1、暗殺者×1、ジャーナリスト×2)を持ち、市・州・国からそれぞれ2つずつ発注される公共事業の獲得を目指す。全部で4ラウンド行われ、各ラウンドに各プレイヤーは手札から6枚のカードを置く。ラウンド数と同じ枚数までは表にして置き(スイス銀行に置くときは裏でよい)、それ以降は裏向きで置くため、あとのラウンドになるほど手が透けてくる。賄賂は毎ラウンド手札に戻ってくるが、法律家などのキャラクターは使い捨て。最後に受注した公共事業の収益合計が最も多いプレイヤーの勝利。

6人プレイにて。ウチでやっているゲーム会と違って今日の面子はゲーマーばかりなので、第1ラウンドから戦術論を戦わせつつ長考また長考となる。第1ラウンドに最高額のダム建設を受注したSYUCHOが第3ラウンド終了までトップを維持して最終ラウンドへ。このゲームは先に置くほうが不利なので、みな最後の逆転にかける。また、私を含めて全員が初プレイだったため、最後にくる公共事業の額が誰もわからないというのも緊張感を生んでいた。最後にめくられた6枚は全員の予想を上回る高額な事業ばかりだった。がぜん逆転の機運が盛り上がるがしかし、第4ラウンドは6枚中4枚を表にして置かねばならないため、最終的には出来レース臭くなってしまった。自分は勝てないけど1位を決めることはできる、みたいな。私が置いた法律家などによってMMさんが逆転勝利。所要時間3時間。長考しすぎだろ、常考。

なかなかよくできているが、運の要素が公共事業の出てくる順番しかないため、ガチガチの読み合いになる。とくに最終ラウンドはオープンカードが多いため、どうしようもない流れになりがちかもしれない。そうなると逆転も難しいだろう。オープンカードを減らすバリエーションルールを用いたほうがよいかもしれない。「汚職」っぽい雰囲気はよくでているが。

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遅くなったので2人が帰り、4人でカワサキファクトリーの『シチリアの殖民』をプレイしてみようと箱を開けてインストを始めたのだが、酒が入ったM井君が説明中に沈没したため中止(3人以下ではプレイできないので)。いったん食事に出て、M井君はそのまま帰り、残った3人で別のゲームをやることになった。


ユニオンパシフィック解説実況

お気に入りのゲームデザイナーであるアラン・ムーン(『乗車券』シリーズ、『サンマルコ』など)の名作株ゲーム。これまたずっと欲しかったのだが絶版で入手難だった。そろそろリメイクされるという情報に期待していたが、フランスのゲーム屋でオランダ版の在庫が安売りされていたので即注文した。

アメリカの鉄道株を集めて配当を稼ぐゲーム。手番でやることは非常に単純で、1)鉄道会社の路線を伸ばして株券を1枚得るか、2)手札の株券を公開する。これだけ。鉄道会社の路線が伸びると、その会社の配当が増える。しかし、配当が得られるのは該当株を公開している数が1位と2位のプレイヤーのみだ。手札に持っている株には何の価値もない。配当が行われるカードが株券の山札の中に4枚潜んでいる。それが出た瞬間に決算が起こるため、タイミングをみて株を公開しないとチャンスロスすることになる。4回目の配当後に最も金を稼いだプレイヤーの勝利。

白(メキシカン急行)の株を1枚だけで独占したSYUCHOが先行した。2回目の配当の前に、私はユニオンパシフィック株(鉄道路線を持たないが配当金がだんだん増えていく)を取って多めに公開したが、3人プレイだと大して差がつかないことに気づく。10ある鉄道会社はそれぞれ路線拡張のしやすさや株券の枚数が異なっており、小さい会社の独占を目指すもよし、大会社をひたすら拡張していくのも有効だ。私がおもに前者の戦略を取り、RYOは最大勢力になり得る緑をひたすら拡張していった。SYUCHOは中庸。私の終電時間が近づいてきたため、3回目の配当で協議終了した。SYUCHOが逃げ切ったが、当初の差はだいぶ縮まっていたので、最後までやればどうだったかわからない。

素晴らしく面白い。単純にして悩ましすぎるシステム。配当が来るか来ないかの綱渡り感。3人プレイだと自分の手番がすぐに回ってくるため余裕もあるが、フルの6人でやれば配当待ちの緊張感は2倍以上になるだろう。ぜひとも繰り返し遊びたい名作。いま『東京乗車券』にはまっている友人たちをうまいこと引き入れるしかないな

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