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2008/12/22

ローマ革命:賽は投げられ続けた  遊戯

When in Roma, do as the Romans do.(郷に入れば郷に従え)
ローマを題材にしたゲームは本当に多い。普通にネタの宝庫なんだろうけど、実際にローマに行ってみて古代ローマの存在感を目の当たりにすると、日本人にとっての「萌え」くらい普遍的な、DNAに刻み込まれたテーマなんじゃないかと思ったりする。

ローマ革命解説実況

デザイナーであるステファン・フェルドのゲームは折を見て入手しており『ノートルダム』『ドラゴンイヤー』『薔薇の名前』が待機中。フェルド作品初プレイがこの『ローマ革命』となった。英語版はカードの効果がアイコンになっているが、ドイツ版はドイツ語テキストなのでカードシールを作って貼った。

2人専用対戦ゲーム。各プレイヤーは互いのあいだに並べられたディスクの各々の側に特殊能力を持つカード(キャラクターまたは建物)を置き、手番に自分の色のサイコロを3個振る。サイコロの出目に該当するディスクの前に置かれたカードの能力を発動したり金やカードを得たりしながら自陣営を整え、相手を攻撃し、勝利点を稼ぐ。勝利点のストックもしくはいずれかのプレイヤーの所持勝利点が切れたらゲーム終了で、得点の多いほうが勝ち。

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【黄色っぽいのがキャラクター、薄緑が建物】

「フハハハ、相方よ、貴様にローマの主導権が握れるかな?」……「じゃあお金6もらってカード5枚引くね」「ぶはっ!ダメだ、サイコロの出目で勝てん!勝利点が切れ…る……」てな感じで速攻敗北。「もう一回!」……「じゃあ商人で6金払うから勝利点売って」「げほぉ!勝利点なくなった!」てな感じで速攻2連敗。「あ……あのう、もう一回……」「いいよ」3戦目は勝利点生産工場である「評議会」がお互いにうまく稼動してごっそり稼ぐ。先行した私がだいぶん上回ってようやく勝利。

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【評議会でいかに稼ぐかがポイント】

カードの能力を鑑みた戦略を立てつつサイコロに祈るプレイが楽しい。当然ながら、そのカード運とサイコロ運に翻弄されるとあっという間に沈む。カード運のほうは大量にカードを引くなり「占い師」などの能力を使うなりして補修可能だが、サイコロだけはどうしようもない。まさに「賽は投げられた」のだ。しかし、神によって定められた運命に抗うことこそがこのゲームの醍醐味であろう。サイコロの使い方と順番については自由度が高く設定されているため、あれこれ試行錯誤して自分の手番ごとにコンボを決める、または困難な状況を乗り切る感覚を味わえる。単純にいまあるカードのアクションを使用するのではなく、まずカードを引く→新たなカードを上書きして置く→置いたばかりのカードの能力を使用する、といった選択肢が常に用意されている。起死回生の博打を打つことも可能なわけだ。そうした状況にうまくはまれば軽く脳汁出るよ。

荒削りっていう評価はありえるし妥当だとは思うが、対戦型TCGライクなプレイ感を味わうための調整と見た。
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