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2009/2/1

ドメモ:祝!復刻!  遊戯

日本のRPGが海外で人気が出ず、海外のFPSが日本市場になかなか受け入れられないように、ボードゲームの世界でも日本でやたら人気があるのに海外では鳴かず飛ばずのゲームが存在する。故アレックス・ランドルフ師が遺した『ドメモ』もまた国内のオークションでは価格が高騰する人気ゲームである一方で、海外では非常にマイナーな存在であるらしい。

ドメモBGG

実物は手に入らないため、100円ショップでトランプを2組買って必要なカード28枚(「1」が1枚、「2」が2枚、……「7」が7枚)を揃えた。ルールはネット上から拾ってきて体裁を整えた。

2〜6人用。人数に応じて決まった枚数のカードを各プレイヤーの手札(実物は木製の牌だが、カードを使っているので以下こう称する)、公開カード、隠蔽カードに分ける。プレイヤーは自分の手札を見てはならないが、他のプレイヤー全員の手札は見える。そこから自分の手札を推理して当てればカードを公開場に戻すことができ、手札をすべてなくしたプレイヤーの勝利。

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【7、6あたりはまだ大丈夫かもしれない】

相方と対戦。2人の場合、28枚のカードを手札に7枚ずつ、公開と隠蔽に7枚ずつ分配する。つまり、相手の手札と公開カードの14枚は最初から見えているが、隠蔽カード+自分の残り手札は最後まで不確定となる。序盤は大き目の数字を楽々と宣言できるが、中盤になるともう何が出せるかわからない。しかし、ここで運を天に任せては面白くない。相手の視線や振る舞いをよく観察し、こちらの動きや発言にはブラフを織り交ぜ、カードの存在確率を計算しながら素早く答えに到達するべく頭脳をフル回転させるのが正しいドメモラーというものだろう。そう、そして3戦全敗

システムの裏側からプレイヤーたちの人間心理が滲み出すような素晴らしく美しいデザインだ。ゲームは見た目じゃないし、ルールを読んだだけでは決して理解できないという公式の好例。トランプが2組あればすぐできるのでルールへのリンクを貼っておこう……と思ったら、何と!今春、幻冬舎エデュケーションから装いも新たに復活するという!アマゾンで予約もできるし書店などに並ぶらしいので、ぜひこの機会に巨匠ランドルフ師の美しいデザインを体験していただきたい。当然ながら私も買います(複数買って布教すべきか)。
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