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2009/3/29

RYO宅ゲーム会090329  遊戯

RYOが自前の『Conflict of Heroes』を遊ぶ会を企画したのでウチの積みゲーを若干数持参して参加した。11時に着いたとき先着のSSに『CoH』のルールを説明していたところだったので、そのままシナリオ1をプレイしている脇で持参ゲームのルールを読む。戦いは5以上とかの射撃をRYOが外しまくってSSの勝利となった(なんか紛らわしい書き方だが実際にSSがドイツ担当だったのでよし)。


メンバーズオンリー解説実況

毎度お馴染みクニツィア先生の名作と誉れ高い賭けゲーム。絶版入手難となれば独e-Bayから手に入れた。秘密クラブで紳士たちが賭けに興じる。

3〜5人用。各プレイヤーは5個の賭けチップと手札を受け取り、5種類のカードが最終的にそれぞれ何枚くらい出るかを賭けていく。手番には賭けチップを賭け対象の1〜4枚以下または5〜8枚以上のいずれかのマスに置き(任意)、手札から2枚を公開する(義務)。全員の手札が残り3枚になったら各々1枚を除いた2枚を一斉に公開して得点計算する。当たっていた賭けチップはマスごとの得点を得た上で手元に戻ってくるが、外れたチップは没収(残りチップが1個以下になると全部戻ってくる)。これを繰り返して5種類の賭けすべてで少なくとも1人が5点以上の累計得点を刻んだ時点で終了し、得点合計の多いプレイヤーの勝利。

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【手前が賭けボードで奥が得点ボード】

『CoH』のシナリオ1が終わったところで開始。3人プレイの場合、各々の手札が11枚(内1枚は出さない)なので均等に出れば6枚前後。プラスの枚数を相殺するNO!カードが各2枚含まれているためだいたい4〜5枚という計算になる。最初の1周ではカードを出さずに賭けチップのみ置く(このとき得点を2倍にするリスクチップを置ける)ため、手番にチップを置く機会はちょうど5回ある。チップはいつか戻ってくると信じて基本的には毎ラウンド手持ちを全部置いていった。第1ラウンド、いきなり極端な賭けに出てチップをいくつも失ったRYOとSSを尻目に、私はチップ損失1個で手堅く得点した。第2ラウンド、RYOが8枚以上(5点)の2倍賭けに成功して一気に「傘」で10点を獲得。3ラウンドはお茶を濁し、全員がチップを取り戻した4ラウンド目が勝負となった。満遍なく得点して優勢だった私に対してRYOは「帽子」にほぼ一点賭け、これが大当たりして逆転負けを喫した

初手はどこに賭けたものかと頭を抱えるが、徐々に公開されていく手札と他人の賭け方によってどんどん見通しがよくなり、それでも最後の最後まで微妙な駆け引きが続いた挙句、最後に葬る1枚をどれにするかで悩む。シンプルにして実に、実に奥深いシステムである。これは3人より4人か5人で遊ぶ方がより厳しい選択を迫られて悶えられるに違いない。さて、このゲームが欲しい人に朗報。間もなく「Mayfair Games」から出版される予定の『Glenn's Gallary』がこれのリメイクらしいです(確定情報ではないので注意)。


コンフリクト オブ ヒーローズ当ブログ初回

前回遊んでいたく気に入ったRYOが自分でも購入した『CoH』。ルール等の概要については当ブログ初回の記事およびリンク先を参照していただきたい。

『メンバーズオンリー』の最終ラウンド中にM田君が到着したので、終了を待ってもらってから『CoH』のルール説明。4人プレイ用のシナリオをプレイする予定なので、シナリオ1では使用しない集団戦闘やカード使用のルールについては私も講釈を受けた(ただし部隊隠蔽ルールは今回適用しないこととした)。41年のスモレンスク攻略戦中にドイツ軍歩兵隊が立て篭もる村落をソ連軍歩兵隊が襲撃する。RYOとM田君がドイツ軍担当、私とSSがソ連軍担当となった。

第1ターン:イニシアティブを取った私のソ連第1部隊が南方から侵入し、こちらにお尻を向けていたM田君指揮するドイツ第2部隊の軽機関銃歩兵小隊をライフル小隊にて射撃、一撃撃破した。その後、南面するRYOのドイツ第1部隊と小競り合いをし、SSのソ連第2部隊が北方から侵入、展開した。

第2ターン:南方に向かってきたドイツ軍の虎の子、第2部隊の重機関銃歩兵小隊をまたもや我がライフル小隊が一撃撃破。戦局はソ連軍優勢に傾いた。ここからどろどろの肉弾戦・殲滅戦となり、双方のヒットマークが増える増える。ソ連軍としては村の2箇所の交差点を支配しに行かねばならないので止むを得ないのだが、ドイツ軍アグレッシブすぎ

第3・4ターン:互いに増援が来るもひたすら削り合い、各々の手持ちユニットが1個か2個という有様に。勝利点も拮抗したまま最終ターンへ。

第5ターン:残った部隊で攻撃しつつ交差点の支配を争う。ドイツ軍が一方の支配を取り返して引き分けに持ち込むかと思われたが、最後にソ連軍がスタックして勝利点の発生を打ち消した。1点差でソ連の勝利。

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【ドイツ軍を半壊させたが南方のソ連軍もほぼ潰滅】

リアクションやカード効果の処理でミスなどあったが、やや強力すぎる印象だったカードを適用しても非常に簡潔で遊びやすいうえに戦術シミュレーションとしての面白さはまったく損なわれていない。M田君も自分のが欲しいと言い出すほど気に入ったようだった。


トゥチュルチャ解説

積みゲーその2。イタリアのダヴィンチゲームズが出版した変り種スゴロクである。ヤフオクにて。

2〜4人用。以下は4人ルールの説明である。各プレイヤーは8個のコマ(信徒)を自分の色のスタート地点(神殿)に置き、サイコロでコマを進め、道を4分の3周させて中央の神殿に入れることを目指す。道の途中にある渦巻きマスに止まったコマや、同数以上の他の色のコマに後ろから攻撃されたコマは、トゥチュルチャ神が支配する森に葬られる。サイコロは2個振り(ゾロ目が出たら1個振り足してもよい)、1個ずつ任意の自分のコマに適用する(せねばならない)。こうしてゲームを進行させるなか、早い者勝ちで1人だけがトゥチュルチャ神に信仰を委ねることができる。こうして「鬼」になったプレイヤーは特殊な力(サイコロ数増加、コマの無敵化など)を得て他の信者すべてを森に送り込めば勝利となる。さらに、トゥチュルチャ信者がゲームに存在しているときのみ、残った3人のうち1人だけがラーサ・ヴェキュヴィア神に入信することができ、4箇所ある渦巻きをすべて埋めれば勝利できるようになる。トゥチュルチャ信者もラーサ・ヴェキュヴィア信者も勝利条件を満たせない場合、中央の神殿に最も多くの信者を入れたプレイヤーの勝利となる。

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【ボードの裏は3人プレイ用になっている】

そのまま4人で回廊巡り開始。動かすコマが8個でサイコロの出目も2〜3個分なので選択肢が多いような感じがしていたが、実際のところ渦巻きを避けたり背後から攻撃されそうなマスに止まり辛かったりで、あまり悩むこともなくサクサク進行する。それでもゴールはなかなか遠い。私とRYOとM田君がコマを1個ずつゴールさせたあたりで、出目に恵まれず勝ち目が薄かったSSがトゥチュルチャ神に帰依した……が、すぐにRYOがもう1個をゴールさせてゲームから脱落した。鬼になるタイミング難しいっす!そうなると穴塞ぎになる者もなく、純粋なゴール競争になった。三つ巴の出目勝負は最後に自分の信者1人を敢えて森に送る戦法で私が制した。

テーマ的にもシステム的にも不思議感漂う形容し難いゲームだな、これは。基本的には大きい出目を出しまくるほうが有利に決まっているが、コマの動かし方に戦略を乗せられるので運偏重という印象は薄い。トゥチュルチャ信者が大虐殺する展開を一回見てみたいものだ。
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