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2010/4/25

ペンドラゴンキャンペーン100425  遊戯

若きアーサー王が周辺の王国を従えるため絶賛戦争継続中。今回は我がアネイリン卿の出身地であるマラホートの王と戦うはめに。サクソン人の南下のどさくさで南に出向して落ち着いてしまったアネイリンではあるが、やはり故郷の同胞と剣を交えるとなるとやる気がでない(普段からあんまりやる気ないけど)。加えて、前回あたりから導入された新合戦ルールが素晴らしく厳しいことがわかってきた。長引く戦闘にひとりまたひとりと落馬したり気絶したりしたプレイヤーナイトは全員虜囚の身となって身代金を払わされる体たらくであった。それでも何とか514年を生き延びたアネイリン卿、もともと低スペックな上に老化でボロボロ、いつ昇天してもおかしくなかったのだが、ついに次男が成人(15歳)したので一も二もなく世代交代する。能力値もAPP以外は父親よりも優秀で将来有望である。15歳にしてようやく名前決めねば。

エンデバー解説

ずいぶん前に入手していたが遊ぶ機会を失しているうちに巷ではHJから日本語版が出た。大航海時代をモチーフにヨーロッパ各国の世界進出を扱う陣取りマネージメント。煩雑な手続きを排したシンプルでシャープなシステムが特徴的だ。

ヨーロッパおよび進出すべき世界の6地域が描かれたボード上の都市や航路に各プレイヤーがコマを配置することで勢力を拡大する。各国は毎ラウンド必ず産業レベル以内の建物を建築し、文化レベルに応じた人口コマを受け取り、財務レベルによって使用した建物のアクションを再利用できる状態に戻す。その後、建物もしくはマップから獲得したアクションマーカーを使って全員がパスするまでアクションを行う。支配地域を広げ、各地域に置かれたカードを獲得し(政治レベルによって所持上限がある)、産業・文化・財務・政治の各レベルを上昇させて勝利点を集める。7ラウンドが終了した時点で最も勝利点を稼いだプレイヤーが勝利する。

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【ヨーロッパは私の緑が4箇所押さえている】

ペンドラゴン後に5人にて。勝利点を獲得する筋道はいくつかあるため様々に戦略を練ることができそうだが、それらが密接に絡み合っているため他のプレイヤーとの絡みも軽視できない。他の4人が素直に港を建設して海へ出て行くのを尻目に、私は敢えてヨーロッパ内でドメスティックに勢力拡大し、当地のカードを独占する戦略を取ってみた。その戦略に絡んできたRYOを兵舎アタックで排斥しつつイスタンブールから東欧へ進出、トルコ帝国のヨーロッパ覇権を嘯くのだった。一方の海外組ではSHUCHOとK塚君が調子よく、RYOはやや中途半端、M井君は序盤でマネジメントをミスして出遅れた。特に前半はアクション数が非常に少ないので僅かな方針のブレがのちに響く。そんななので「世界は広いねえ」「こりゃ全部の地域は開放できないだろ」などと牧歌的な見解を交わしていたのだが、後半になるとアクション数は加速度的に増加し、むしろ他のプレイヤーの思惑を掻い潜ってちゃんとアクションをこなすのが大変になってくる。結局のところ世界は完全にヨーロッパ列強の支配下に置かれ、上位の最終得点はカードプレイで国力を重視した私が58点、順調に航路を伸ばしたK塚君が59点、効率的にアクションを回したSHUCHOが61点と非常な僅差の決着となった。

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【第5ラウンドの我がトルコ帝国】

準備段階でマップ上にマーカーをランダムに撒いたあとは完全にアブストラクト進行なのでさぞかし時間がかかるだろうと覚悟していたが、序盤は本当にできるアクションが限られているためサクサク進み、そのあいだにルール把握度も上がるというチュートリアル込みのような作りになっている。複数の要素が絡んで考えることは多いものの、大方の処理が単純化されているので自国の戦略のみに集中できて体感時間は短い。この洗練度は心地よい。コンポーネントは色合いも美しくしっかりとした作りだが、地図が若干見づらい(特に都市間の連結)のは残念。
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