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2010/7/11

ペンドラゴンキャンペーン100711  

514年某日。今日はめでたいアーサー王とグィネヴィア姫の結婚式だ。アネイリン卿は成人したばかりの息子ブレッドリィを連れて王に拝謁し、祝賀を述べた。このめでたい場の勢いに乗って、アネイリンの主君たるロバート卿はまだ年若いブレッドリィを騎士として叙勲し、ログレスで初めて開催される御前槍試合に参加させる。Spear Expertiseが12しかない16歳のキムリ人キャラでは試合の賑やかしにもならなかったが、そもそもほとんどの騎士が槍試合の作法なんてあったもんじゃない状態なので気にすまい。結婚式の裏表で、後に重要となる展開が様々あったようだがルーキーには関係ない。それよりもStewardship20の親父が引退したので自分で家令を雇って領地経営せねばならないことのほうが大問題だ。大家族の生活が16歳の青年の肩に重くのしかかる。ただ、「父の子供」だった弟と妹たちが「自分の兄弟」へと立場を変えたためたいへん死ににくくなったのはめでたい。次は「自分の子供」を作らねばならないのだが。

515年は特に何もない平和な年。キャラクターの成長と冬季処理で過ぎる。

516年。カンブリアの某領主がアーサー王の覇権に対抗意識を燃やして自分ちでも槍試合を催す。招待を受けたPlayer Knightたちも出かけていって領主の后に怪しい誘惑を受けつつ最後は槍試合に優勝してしまうなど。ブレッドリィ卿もまあまあ健闘はした。それよりも槍試合のルール適用を間違ってて最初はガチの殺し合いだったため、いきなり能力値が下がりかねない負傷をして魂が凍ったよ。516年はまだまだ続くので以下次回。


けもぱに公式

GM2010のパンフレットは買わなかったので知らないけど、表4をパンツで飾ってたのはこのゲームなんでしたっけ?「人狼」の系譜に連なる対話型推理ゲーム、だそうです。

4〜8人用。町の住人の中に怪盗クレセント・ムーンが紛れ込み、住人たちの宝物を盗もうとしている。宝物を失った住人は町を出ていかねばならない(たぶん町の外は死の荒野)。怪盗が残るか住人が怪盗の正体を暴くかという勝負で基本は人狼だが、各プレイヤーに余分なライフ(宝物の模造品)が与えられていたり怪盗が働くのが2ターンに1回だったりと少人数でも遊べる工夫が施されている。また、怪盗か住人かという正体のほかに表キャラクターがあり、それぞれ特殊能力を持っているのもポイント。ゲームの鍵を握るのは、指定したプレイヤーの正体を知ることができるシャムロック(表キャラ)、および、自分と怪盗だけ生き残るとひとり勝ちになり、追放されると全員の模造品を消し飛ばす密告者(正体)の存在だ。詳しくは公式にルールのPDFファイルが上がっているのでそちらを参照していただきたい。

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表キャラを変えながら5人で4回プレイした。このゲームの感触はプレイ人数にずいぶん依存すると思われるので、あくまで5人プレイの感想として読んでほしい。まず基本的なシステムに関しては、人狼をうまくブラッシュアップしてシンプルにまとめてあると思う。明確な手がかりがなくて当てずっぽうになる局面はよくあるが、それはオリジナルでも同じこと。オリジナルで特に時間がかかる昼の容疑者特定を手番プレイヤーの特権にしたり、表キャラの能力がらみで会話を誘発させたりする点は評価できる。その上で、いろいろとゲーム展開を討論した結果、「シャムロック先生はハズレくじ」という共通認識が生まれた。人狼で言うところの占い師がいきなりカミングアウト状態なので、まずどう考えても怪盗のターゲットにされる(5人プレイだとゲーム開始時に推理してから次の推理までに怪盗の活動が2回ある)。正体が住人ならまだいい。怪盗シャムロックの場合は疑いを逸らすために自分の模造品を自分で盗んでからが勝負になるだろう。まさかの密告シャムロックはかなりどうしようもない。他のキャラクター能力との絡みもあるので組み合わせにもよるが、できれば引きたくない職業である。しかしまあそういうセオリーの裏をかく展開だってあり得ることだし、粗が目立つ展開だったとしてもさっさと次をやればいいと言えるほどの軽さはある。

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人狼インスパイアゲーとして良作。手軽で繰り返し遊べるし、それなりに豊富な展開も見込める。萌え絵だパンチラだを気にしないメンツでどうぞ。個人的には嫌悪を抱くほどでもなく別に嬉しくもないのだが、もうちょっとカードが見やすいと助かる。フーゴ・ハル師版の人狼とか発売されないかと遠い異世界に祈りを捧げたりする日々である。
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