2012/1/12

平成23年第4回定例会一般質問その2  一般質問

 平成23年第4回定例会の一般質問の2項目は「安全なスポーツ環境について」ということで、取りあげたのはAED(自動対外式除細動器)に関してで、市内のAEDの配備についてある問題をあげて議論をさせていただきました。
 登壇の前に加筆、質問中に言いまわしなどを多少変えることがありますが、質問内容の原文は「続きを読む」をクリックしてご覧ください。


 次に項目の2つめ「安全なスポーツ環境について」議論を進めてまいりたいと存じます。
今年の8月、サッカー界、いやスポーツ界に大きな衝撃が走った大変残念な出来事ありました。その出来事とは8月4日、昨年まで横浜F・マリノスに所属し、今年松本山雅FCでプレーしていた元日本代表DFの松田直樹選手が、急性心筋梗塞により34歳の若さで急死したことであります。
 松田選手は8月2日午前9時半ごろ、松本市のグラウンドで練習中に倒れ、倒れて救急車が到着するまでの約15分間看護師とスタッフで心臓マッサージが行われたそうですが、病院に搬送された時は既に心肺停止状態で、その後、微弱ながら心臓の鼓動が戻り、人工心肺装置で血流を維持していましたが意識は戻ることなく4日に帰らぬ人となってしまいました。
 松田選手が倒れた時に練習場にはAED(自動対外式除細動器)、(以下AEDといいます)が、そのAEDが設置されていなく、またJリーグにはAEDの設置義務があるようですが、松田選手が所属するJFLにはその義務はなかったとのことです。松本山雅FCでは、松田選手が倒れた翌3日からリースのAEDを練習場に用意したそうですが、2009年の東京マラソンで、あるタレントさんが心筋梗塞を起こし意識不明となったところをAEDによる電気ショックを行い、救命処置を続け意識を取り戻し一命を取り留めることができた事例もあり、AEDの設置については松田選手が亡くなってから特に問い合わせも多くなったといということでした。
 そこで今回「安全なスポーツ環境について」ということで取りあげるのはAEDに関してで、市内のAEDの配備についてある問題をあげて議論をしたいと思います。
 本市では平成17年度から市内の公共施設及び小・中学校にAEDが配備されはじめ、平成22年度は市内のコミュニティセンター8箇所、市民球場、新田宿グラウンド、栗原遊水地、ひまわりテニスコートに配備をしたことで、消防署・東分署・北分署の車両の5台、貸し出し用の3台を合わせて市内で計47台のAEDが配備されたこととなり、今年度は当初配備されたAEDの更新、メンテナンスにあたっているとのことです。
 配備されている計47台のAEDのうち、市内17校の小・中学校には当然ながらすべての学校にAEDが配備されています。これは、小・中学生は、体の変調などが発生しやすい時期であり、ボールなどが胸に当たるなどのショックで心肺停止状態「心臓震とう・心室細動」に陥り死亡するケースが全国で発生していることから、このような場合には、できるだけ早く除細動を実施することが最も有効な対処方法であるからということで、また小・中学校は、大規模災害時に広域避難場所に指定されているので、このAEDが避難者などの救命活動にも活用できるというものです。
 しかしながら、AEDも万能の器具ではないことを市ホームページでも忠告しており、いつも身近な所にAEDがあるとは限らないことから、AEDが到着するまで、または救急隊に引き継ぐまでは、適切な心肺蘇生法が必要であることを謳っています。「呼吸が止まる」、「心臓が止まる」、この状態を心肺停止と言い、呼吸が止まって約10分、心臓が止まって約3分で大切な命が助かる確率は50パーセントということです。それに対してそこには救急車が到着するには、平成21年度の数字で全国平均7分54秒、本市で7分36秒となっているのが現状であります。一刻も早く手当てを始めないと命を救う事はできません。
 まずは参考までに、これまで市内でAEDが使われた事例がありましたらお示しをいただき、状況(差し支えなければ対象となった傷病者の方の生死)をお聞かせいただきたいと思います。
 さてここから今回の質問の本題に入るわけですが、それは今数字をお話した救急車の到着時間とかではなく、最初に述べた市内のAEDの配備、運用についての問題であります。
消防署・東分署・北分署の車両の5台、貸し出し用の3台を除くと、市内公共施設及び小・中学校などの39箇所のAEDが配備されていることとなり、大きく分けるとコミセンなど公共施設22箇所、全小・中学校の17箇所になります。公共施設おいては、その施設内にAEDが配備されていることから、また屋外の施設であっても、施設利用者が施設内にいる時には、必ず施設管理者が管理室、事務所などに待機しているはずであることから、使うことができるかできないか別の問題として、万が一の場合でもAEDを持ち出すことに支障はなく、その配備、運用に特に課題、問題はないものと思われます。しかし、問題となるのは小・中学校についてであります。
 小・中学校では、平日、児童生徒の校内にいる時には、当然ながらいわゆる保健室の先生をはじめ多くの先生方がいらっしゃるので児童生徒のことだけを考えれば問題はありませんし、大規模災害時の広域避難場所に指定されていることで、避難者などへの救命活動についても適切な処置ができるものと考えます。問題は小・中学校が施設開放となっている土曜日、日曜日、夜間についてで、小・中学校に配備されているAEDは校舎内にあることから、どなたか先生が校舎内に居ればAEDの持ち出しは可能ですが、土曜日、日曜日、夜間の校舎内に先生がいない時に、つまり校舎にカギが掛かってしまっている時に、もしも体育館やグラウンドで緊急事態が発生してAEDを使う必要性があっても、AEDを持ち出すことができず、懸命に心肺蘇生を施し救急車の到着するまでの約7分半待たなければいけないということになります。すぐそこの校舎内にAEDがあるにもかかわらずです。
 小学校の施設開放は、グラウンドでは主に少年野球、少年サッカー、時には自治会などのレクレーション、体育館では小学生バレーボール、ママさんバレー、マーチングバンドなど、これは中学校の体育館でも同様で、また屋外照明施設のある中学校のグラウンドでは、夜間、社会人、学生などのサッカーのクラブチーム、社会人軟式野球チームが開放施設としてその利用がされているところです。このような現況、問題に対して、救急活動を行っている立場から消防長に、学校施設ということから担当当局に見解を求めます。
 この際ついででありますので、小・中学校施設ではありませんが、相模川グラウンドにはAEDの配備がありません。河川法に関係して保管場所など諸般の事情は予測できますが、それであれば利用者、利用団体に貸し出し用のAEDが3台あることなどの情報発信、救命活動の啓発などはどのようにされているのか併せて担当当局にお伺いいたします。
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