2009/10/25

米軍相模原住宅地区と相模総合補給廠  活動報告

 先日23日の金曜日、座間市基地返還促進等市民連絡協議会での基地視察があり、米軍相模原住宅地区、相模総合補給廠に出掛けました。
 まずは米軍相模原住宅地区に入り、バスの中から米軍関係者の住居施設を見ながら説明を受け、続いてバスを降りて地区内にある米軍関係者の子どもたちが通うアーン小学校の施設、授業風景を見学しました。
 住宅地区内は、一歩中に入るとそれまでの風景とは一変してまさに“アメリカ”。確かに年代物の住宅も多くありましたが、1戸1戸が十分過ぎるほどの間隔で建てられており、ほとんどの敷地には緑の芝生が敷き詰められていて、映画やテレビでよく見るあの言わば贅沢なロケーション。敷地内からは逆にフェンスの外の“日本”が見えるわけですが、そこから見えるあまりの住宅事情の違いに、思わずため息が出てしまったのは私だけではなかったと思います。
 アーン小学校では施設の見学とともに、実際に授業をしている教室にお邪魔をして子どもたちの様子も見させていただきました。
 まずは各教室についてですが、決して“広い”という感じのものではないですが、要所要所に近代的な造りが見られとても清潔感があり、私の感想としては、特に低学年の教室はまるで“大きな子ども部屋”という感じでした。
 また授業風景はと言うと、全員がきれいに並んで座っているわけではなく、学年、クラスによって丸いテーブルを囲んでいたり、グループごとであったり、あれは何の授業だったのか、教室内の好きな所で好きな格好(中には寝転んでいる子も・・・。)で何やらノートに書いている子どもなんても見られました。多くの子が自由奔放に楽しみながら授業を受けている、そんな印象を受けました。
 ちなみにこのアーン小学校は、700人程度の子どもは十分に受け入れられる造りになっているそうで、現在の子どもの数は小学校に上がる前の幼児クラスも含めて370人ほどということで、いわゆる“空き教室”も幾つかあるようです。小学3年生までは1クラス18人に1人の教師、4年生以上は25人に1人という形態で、さながら日本で言う3年生以下は“18人学級”、4年生以上でも“25人学級”ということでしょうか。従って1つ1つの教室に“広さ”を感じなかったのも無理のないことで、“住宅環境”に続きこれまた“教育環境”についても大きなギャップを痛感しました。
 相模原住宅地区の施設見学を終え、昼頃に次の視察地である相模総合補給廠内に入りました。米軍相模原住宅地区と同じようにバスに乗って敷地内を見学しましたが、とにかく「広ーーーーーい!」の一言。有事の際に物資や車両などを置くためのスペースと言われる敷地などは、いったい東京ドーム何個分になるのでしょうか?少々大袈裟かもしれませんが、木も池もバンカーも何もない平坦なだだっ広いゴルフ場のヘアウェイが
果てしなく拡がっているという感じでした。(「ふぅ〜。」またもため息)
 その後倉庫に案内され、『野外病院セット』の見学と説明を受けました。『野外病院セット』?それナニ?という感じでしたが、見てびっくり、「へぇ〜。」と言う感じでとても感心させられました。
 『野外病院セット』とは、簡単に言えば幾つかのコンテナとテントを組み合わせて、例えば有事や災害の際に、戦地や被災地などに1つの野外病院を作り上げることのできる一式が揃っているもので、この相模総合補給廠には、1つ1つが各診療室になるようなコンテナと倉庫内に多くの器材や備品がすべて準備されており、その時のためにいつでもどこでも野外病院が設営、展開できるようになっています。
 私たちが見せていただいたのは、1つのコンテナの中にセッティングされたレントゲン室と、3つのコンテナを組み合わせてできている手術室。揃っている器材などはまちの大きな病院と比べても決して遜色がないもので、周りの壁さえ見なければ、これがコンテナの中とは到底思えないような感じでありました。 
 さて、今回の基地視察、大体半日という時間でしたが、上述のとおりなかなか有意義であったことは言うまでもありません。相模原住宅地区は、青年会議所の関係で何度か敷地内に入ったことはありましたが、小学校施設や授業を見学したのは初めての経験で、また相模総合補給廠については敷地内に入ったのさえ初めてのことでした。ましてや『野外病院セット』というめったに見れないものも、この目で実際に見て説明を受けることができました。
 また私としてはもう1つ貴重な情報がありました。それは、相模総合補給廠の敷地内をバスで見学していた際に目に入った野球場とサッカー場と思えるグラウンド。私が質問する前に多少の“意識”があったのか、米軍関係者側から、敷地内には住居が少ないので使用機会があまりないため、登録されている相模原市民、団体に開放しているとの説明がありました。それはとても羨ましいことです。しかし説明の中で「キャンプ座間のグラウンドとは違って使用機会があまりないので・・・。」という一言も入っていて、どことなくそこの部分を強調して言われたような感じにも受け取れ、“実現”に向けてのアクションはまだまだ根気強く続けなければと改めて思いました。パンチ
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 アーン小学校での授業風景


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 補給廠の倉庫内に保管されている『野外病院セット』の一部

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