2010/1/27

高座清掃施設組合視察  活動報告

 今日は朝から1日、高座清掃施設組合の組合議会議員、監査委員等合同視察で埼玉県の川口市に出掛けました。本日は、他市施設のごみ処理施設の運営状況、環境負荷の軽減措置などを視察の目的とし、川口市のごみ処理施設である朝日環境センターに伺ったものです。
 この朝日環境センターは、平成14年の12月から稼働しているもので、環境に優しい次世代型焼却処理施設を目指し、ダイオキシン類の排出を限り無くゼロに近づけるとともに、灰中の重金属を無害化し減容する事ができるシステムを採用し、また、併設するリサイクルプラザは、びん、缶、ペットボトルなどを処理する資源化施設、市民とともにリサイクル、環境問題に取り組む啓発施設、そしてさらにはごみの焼却の余熱を利用した健康浴室や休憩室などがある余熱利用施設の複合施設となっており、市民に親しまれる「地域融和型施設」として環境に配慮し、地域の環境創造の拠点となる施設を目指しているとのことです。なお川口市には、この朝日環境センター(140t炉3基)と戸塚環境センターの2つのごみ処理施設があり、人口約57万人の川口市とお隣の人口約6万人の鳩ヶ谷市のごみを処理しているそうです。
 さて、視察の感想ですが、さすが「次世代型焼却処理施設」、「地域融和型施設」を目指して作られているごみ処理施設ということで、施設内外ともとても清潔感に溢れた明るいイメージを受ける造りになっていますし、また余熱利用設備もしっかり完備され、ボイラで発生した蒸気をタービンで回し、発電機により電気を発生させて施設内すべての電力を賄っており、余剰電力は電力会社に売電までしているということなどは、“今どき”のシステムとは言えども立派なものです。その他、併設のリサイクルプラザ内に市民へのメッセージ的なかたちで、リサイクル、環境問題に取り組むことを啓発する展示コーナーなどがあることも効果的であると感じました。
 そのような中でとにかく特に印象的であったのはその施設の立地場所。ホントの街中にデンんと建っているんです。ごみ処理施設というと、一般的には環境問題、搬入車の問題などから“迷惑施設”として嫌われ、わりと郊外にあるイメージですが、この朝日環境センターの周りにはたくさんの民家が建ち並んでいるのです。この場所は、元は化学工場あったその跡地だったそうで、ごみ処理施設建設の話が持ち上がった当時は、当然周辺住民の反対運動はあったとのことですが、現在ではその管理、運用状況がしっかりしていることから、全くと言っていいほど周辺住民とのトラブルはないとのことで、「次世代型焼却処理施設」として地域にしっかりと融和する施設となっているようであります。
 現在、私たちの排出したごみなどを処理する高座清掃施設は、適宜必要な改造や補修を行っているものの、稼働後長い年月が経過しているため、老朽化の兆候が出ているのが現状です。計画的に施設の更新を行っていく整備構想がすでに出されておりますが、何と言っても周辺地域にお住まいの方々の十分な理解をいただきながら、今日視察した朝日環境センターのようにさらに地元との融和が図れた施設となってほしいと思います。
 ただ私たち市民としては、環境負荷が少なく、地元との融和が図れた施設ができればそれで「よし」と言うことではなく、環境負荷を低減するために、まずは廃棄物の発生抑制(リデュース)、そして発生した廃棄物の再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)を常に心掛けなければならないと考えます。

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 川口市ごみ処理施設 朝日環境センターの外観

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