「2009 Regular Season Game Week 8; Oakland Raiders at San Diego Chargers」
フットボール
相性の良さだけ?
日本時間の月曜早朝に行われた、今シーズン2試合目のレイダーズ戦です。
チャージャーズは先週のチーフス戦で星を五分に戻し、ハイパーオフェンスもその威力を発揮しましたし、さらに12連勝中と相性のよいレイダーズが相手とあって、多くのファンが快勝を期待したゲームだったでしょう。ところがところが。
しばらくGame Passがつながらなかったので、画面が表示された頃には既にチャージャーズのファーストドライブがレイダーズゴール前まで迫っていました。実はCBクロマティの今シーズン初のインターセプトから得たチャンスだったんですね。ここを、RBトムリンソンへのダイレクトスナップからタッチダウンにつなげました。これは、昨年散々にやられたドルフィンズのワイルドキャットをチャージャーズ流にアレンジしたものらしく、ワイルドフロッグと名付けられたプレイだそうです。考えてみれば、トムリンソンはパスを投げることも得意なRBであり、しかもエンドゾーン内にはリーグ屈指のTEゲイツが走り込み、またセカンドRBのスプロールズもパスキャッチが得意ですから、相手にとってみればこれほど守りにくいオフェンスもないだろうという気がします。
さらに、この試合ふたつ目のトムリンソンのTDランやWRジャクソンのTDキャッチなど、前半はかなり思うがままのプレイを見せていたのですが、前半終了間際にやらずもがなのFGを決められてしまうし、後半はオフェンスの威力がすっかり影を潜めてしまい、パントリターンでもファンブルしてしまったり、リズムが作れません。ディフェンスはやはりランプレイでずるずる進まれてしまい、TDを許さなかったからよかったようなものの、一時は5点差まで詰め寄られる苦しい試合でした。これが相性の悪いチームだったら、一気にまくられていたように思えてなりません。
しかもILBバーネットが怪我で出てきて活躍中だったILBドビンスまでもが負傷してしまい、またスペシャルチームに安定性を欠いているため、精彩を欠いていたとは言えその経験で若手WRを率いてくれたチェンバースをロスター枠を開ける目的で放出することになってしまいました。
ここからとても大事な3連戦です。

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