Junk In The Box: ELO Fan Blog

まさに注文通り

　日本時間の今週月曜日の午前に行われた第12週の試合で、現在5連勝中のチャージャーズは星を7勝3敗になおして、地区首位にたっており、そこへ地区3位のチーフスを迎えての試合です。このマッチアップは今シーズン2試合目で、前対戦ではQBキャセルからインターセプトを連取して快勝しており、チームもファンも白星を期待して臨んだであろうゲームでした。



　最初に結果を書いておくと、43-14と圧勝することができました。オフェンスはRBトムリンソンが彼らしくないファンブルをしてしまったこと、得点差が開いてからつまらないファウルを繰り返してしまったことを除けば、大体安定したプロダクションであったのですが、試合を支配するほどのことはありませんでした。
　ではどうしてこれだけの大差がついたか。とにもかくにも出て欲しいところで出たターンオーバー故でしょう。CBSが放送中に流したKansas City Miscueというビデオで象徴されていたように、インターセプト、ファンブル、ロングスナップのミスなどがここぞというところで出てしまい、決してチーフスのパスアタックを止めきれていなかったチャージャーズディフェンスを助けてくれました。
　今シーズン途中までチームメイトだったWRチェンバースには何本もいいパスキャッチを決められてしまっていましたが、それすらさよならプレゼントに思えるくらいのゲームでした。ただ、いつまでもこれほど願ったようなターンオーバーに恵まれるわけではないでしょう。来週はこれまた不振にあえぐブラウンズ戦ですが、気を緩めることなくきっちり勝っていただきたいものです。
　不安といえば、要所で必殺のタックルを決めてくれ、ロドニー・ハリソン以来のしっかりとしたセイフティといえるウェドルが痛んでしまったことでしょうか。