ドイツでこういう映画が作られているのも意外だが、わざわざ日本で放送するというのも驚き
2008年のドイツ映画で主演はアツェ・シュレーダーとオリヴァー・ヴヌク。ドイツの将軍に追われることになったお調子者とユダヤ人青年が偽って乗り込んだUボートでアメリカをめざすというどたばたコメディ。
ストーリーです。1944年。食料を闇で調達して生計を立てているアツェ(シュレーダー)は、ドイツ国防軍の将軍宅で婦人と情事にふけっているところを大将に見つかってしまいます。逃げる途中、将軍がツーロンからUボートでジブラルタルを抜ける任務に向かうという計画を知り、友人でユダヤ人のサミュエル(ヴヌク)と一緒にこのUボートに乗り、そのままアメリカに亡命してしまおうと計画します。盗んだ軍服で将軍になりすましたふたりは、足りない1名をケーキ配達の女店員で埋めて出航します。ところがこのUボートの任務は、ドイツ軍が発見した聖杯をドイツ本土に送り届けるというものであり・・・
最初番組紹介で見たときには、聖杯・潜水艦・コメディみたいなキーワードが目に入り、インディ・ジョーンズをもうちょっとライトにした感じの映画なのかなと思ったのです。そうしたら、軽いのなんの。二昔前のお笑いタレント主演の映画みたいなノリでしょうか。ただ、ここまで軽いと少々の矛盾も全く気にならず、「勝手にやって下さい」状態です。女店員役の女優もわりにキュートだったりして、それなりに楽しめました。ただ、マクドナルドが1号店を出店したのは1940年だそうですね・・・
☆☆☆*です。でも、こんな映画を誰が買い付けてBSデジタルとは言え放送しようと決めたんだろうか?

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