「Benediction by Dave Scott-Morgan」
レビュー(ELO関連)
ちょっと意外な曲だった

5月にDave Scott-Morgan(ELOファンにはDave Morganと呼んだ方が通りがいいかもしれません)がオンラインシングルとして発表した曲です。ここしばらくDaveはクリスチャンシンガーとしての活動が主であり、フォークソング的なアレンジで神の恩寵を歌うような曲が多かったのですが、ちょっと雰囲気が違っていました。
Benediction on iTMS
(最近アクティビティが減っていることもあり、)ここを訪れる方は皆さんDaveの素性はご存知なのでしょうが、簡単に。彼もまたバーミンガムビートの一翼を担ったミュージシャンで、特にそのソングライティングの才を見込んだCarl Wayneは、Something、This Time Tomorrowの2曲をMoveとしてレコーディングしています。その後Richard Tandyと共にBallsに参加などを経て、ソロとして活動。1980年代には再びRichardとのタッグを結成し、Tandy & Morgan名義でEarth Riseを発表。ただその後宗教に目覚めたのか、神を称える歌を多く歌うようになり、その中の一作はJeff Lynneもプロデュース参加しているCallでした。最近ではEarth Riseをボーナストラック入りで再発したのが話題となっています。
そんなDaveが発表したシングル。benedctionという言葉は手元の英和辞典には載っていなかったのですが、彼のことだからベネディクト修道院と関連した言葉なのかなあと思いつつ、歌詞の聴き取りができないので真意はつかめずにいます。で、てっきりフォークアレンジなのかと思っていたら、アコースティックギターが目立つながらも曲調は結構ヘビーでした。ただ、なんだかBeatlesのThe Wordを思い出すんですが・・・

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