
前回、脂肪過剰摂取のつけ、について書いた。じゃあそういう時代にあって薬局は何をやっているんだ?という疑問が当然来るわけで、これについてはきちんとお答えしたい。
処方箋調剤、一般薬販売に関わらず保険薬局に勤務する薬剤師は次のことを考えている。
@他の薬との
飲み合わせは大丈夫?(健康食品やサプリメントとの飲み合わせも注意)
A
副作用は出ていないか?
B
薬の効果が十分に出ているか?
C薬により
日常生活が快適に保たれているか?
D薬が
介護状態を悪化させていないか?
E通院が困難、
自宅での薬の管理を手伝って欲しい・・・
訪問して薬剤管理指導
F24時間
おくすり相談
・・・などなど
まあ、これで全部と言うわけではないが、重要なのはこれらを行ううえでの意識。一匹狼薬剤師とならず、多業種(医師、歯科医師、看護師、保健師、介護支援専門員、ヘルパー、理学(作業)療法士・・・などなど)と連携・協働していくということが重要。
前回の記事にもある講演の演題は「健康は医療・保健・介護・福祉の連携から」。
縦割り行政の弊害を嘆くのではなく、多くの専門職が横に連携していけば地域住民の健康維持のために相当いい仕事ができる。
「○○のくせに偉そうなことを言って・・・」
なんてことを専門職同士で言うことなく、お互い尊重、尊敬しあう時代を実現させることがライフワークと考えている。
(ちょっとかっこつけすぎかな)

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