ちょっと古いネタで恐縮ですが、先週、イギリス帰りの方の献血は依然、お断りするけど、フランス帰りの方からの献血は受け取ることにするって記事がありました。あれに関する厚生省のいい分って、おかしいですよねえ。
フランスに滞在したことのある方に、狂牛病の危険性がないと判明したのなら、献血大いに助かります、と言うことになりましょうが、献血をお断りすると輸血用の血液が足りなくなるから受け入れる、ってのは筋違いですよねえ。
万が一、それを受け入れたために、輸血で助かったけど狂牛病になったという可能性だって、あるわけですから、そんな危険を犯して、患者さんが輸血をのぞまれるかしら。
というか、多分、知らないまま、そんな危険に、患者さんをさらしていいんでしょうか?
同じような経路で、不幸にもエイズになってしまった方だっていらっしゃったんですよね。
学習してない気が。相手が生身の、感情のある、家族や友達もいる人間だってこと、分かってらっしゃるのかしら。
それにしても、言い訳だけでも、もっと納得できるようにうまく言えばよさそうなのに、と思うことが、お役人さんって、よくありません?これを言っちゃあちと、まずいだろう、と、周囲が進言されないんでしょうか。
いやもち、うまく言い訳さえすれば、それで済む問題じゃないですけど!

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