先週のセレッソ大阪との試合は、なんども危機に襲われながら不思議と勝ってしまったと言われる試合でしたが、今日の対水戸の試合は、負けているのになかなか攻めて来ない水戸を不思議に思いながら勝ちました。
水戸がどう攻撃したかったのか、よく分からない試合でした。
札幌は前半早くに1点先取しましたが、まだそれでも、札幌陣内に水戸の選手が攻撃を仕掛けてました。
が、後半になると、殆ど水戸の選手は自陣内に引っ込んでしまったので、「もしかして、これなら、札幌の選手が自陣内で自分たちでパス回しさえしていれば、そのまま90分終わってしまうかも」とまで考えてしまいました。
(もちろん、そんなわけはないですが)
相手の攻撃に臆してディフェンスが下がるのは有ることですが、もしかして、札幌に早いうちに1点とられたので札幌の攻撃が恐くなった、なんて事があるのかなあ?
でもたとえそうだとしても、FWまで下がるなんて事は無いはずですし、ともかく、水戸の今日のプランがどうだったのか、興味がありました。
でも、試合後の
水戸の監督インタビューを読んでも、いまいち、そこのところ、結局、よく分かりません。
選手交代では、攻撃しようという意図は見えていましたけど。
札幌にとっては、落ち着いて試合を運べた上に、勝ち点3をいただいき、3対0で得失点差も増やせたので、言うこと無しの試合ではありました。
試合数の多いJ2では、J1のように試合のない中休みに調整するなんて事は出来ないですから、試合ごとに修正して行かねば間に合いませんが、今季の札幌のいいところは、毎回反省点を見つけて修正出来ている、あるいは修正しようとしているところです。
今回のコメントで、水戸の監督が、「札幌のDFと中盤の間をねらってボールをいれようと思った」と言っているのに対して、図らずも、
コンサの芳賀キャプテンが、「(上のコメントと同じスペースに)ボールがいれられる場面が多くなるのでDFとの連携を高めていかなければ」と言っているところ、さすがです。
それでも、水戸ってもっと恐いチームのはずだ、次回はどう出るか、あなどっては行けない!と、まだ思ってはいますが。

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