「映画:フィッシュマンズ」感想(ネタバレあり)  映画・ドラマ等

ネタバレって何やねんという気もするが、未見の方もいらっしゃると思うので一応。
以下いろいろ箇条書き。

・80年代後半の、まだアマチュア時代の映像は画像も荒いし、佐藤くんはじめメンバーは煙草吸いまくりだし、時代ですね。

・自分がフィッシュマンズ好きだったのはほんの数年間なんだけど、自分が見てきた彼らと、まだ知らない時代の彼らも見られたのはとてもよかった。残していた当時のライブを収録したテープを、これを映画にしてファンの方にも共有しよう、と思った企画・制作の坂井さんと手嶋監督にも感謝(驚)

・映画の始めの方で、欣ちゃんが母校明治学院大学のサークル部室を訪れる場面があるんだけど、桜の咲くキャンパスが人で賑わっていて、これコロナ前に撮ったんだな、と思ってしまった。2019年に撮影を開始しているそうなので、その時期か。たった2年前なんだけど、ずいぶんと景色が変わってしまったのを感じた。

・まさかお母さんまで出てくるとは予想外でした。昔の写真もちゃんと整理してあった。子供の頃に結婚式で歌ったときの写真が出てきた。何歌ったんだろう?
どんな子供だったかと聞かれて「一言で言うと、聞かない子でしたね」には、でしょうね、とw

『LONG SEASON』のジャケット撮影をした奥多摩に譲さんが行ってたんだが、3人が渡ってた橋が崩れていた…台風か何かで崩れたんだろうか。

・YO-KINGと小学校が一緒で同じ野球チームに入ってた話、そういやロッキン・オン・ジャパンあたりで読んだ気がする。

・手書きの歌詞ノートやらメモなどもいくつか登場するのですが、売れることのメリットやデメリットなどを記したメモがあったのが印象的。

・下北沢の路上に座っている写真を見れたのは嬉しかった。

・最初のレコード会社がヴァージン・ジャパンという新興レコード会社で、数年で解散してしまうんだけど、最初から大手レコード会社に行ってたらまた違った結果になってそう。

・最初の頃は売れないこととやりたいことの間で悩んでたりしていたんだけど、
新人バンドで海外レコーディングできるとか、今から見るとなかなか恵まれてるんじゃないかなあと思う。そこらへんは時代も大きいよな。

・技量的なついていけなさや考えの違いを感じてしまって脱退(「『LONG SEASON』を聴いて、ここには自分の居場所がないと思った」発言)、音楽からも離れてしまった小嶋さんとか、レコード会社移籍でイケイケになっているメンバーについていけず、かえって鬱っぽくなってしまって脱退したHAKASEと、なかなか聞けない辞めた側の事情を知れた。離れていく方もキツいと思うのだが、結果的に周りから人が去っていってしまう佐藤さんもなかなか辛い。明確なトラブルがあったわけではないし、誰も悪くないので。

・メンバーも2人になってZAKさんもいなくなってプライベートスタジオもなくなって。そレでも進んでいった先に何があるのか見てみたかった。もしかしたらそれは何もないのかもしれないけど、それは永久にかなわない。

・映画見て改めて思ったけど、欣ちゃんって実は恐ろしく凄い人なのではないだろうか……スカパラもそうだけど、亡くなったメンバーの遺志を受け継ぐ役割を果たしてしまったという。それにしても年取らないねこの人も。他のメンバーが年齢を重ねた顔になっているにも関わらず。










以下、Twitterにも書いたけど佐藤さんの死因について。

亡くなったのが急だったのと、発表された死因が「心不全」だったので、当時は(今もか?)いろいろ勘ぐられたりした記憶があります。
風邪をこじらせて亡くなった…と聞いても、33歳の若さで、特に体も弱くなく、持病もなかった人が風邪であっさり亡くなるなんてことある?という思いは長年うっすらとあった。風邪をこじらせると怖いというのは知識として知っていても。

映画での欣ちゃんや元マネージャーの植田さんの話によると、98年頃から高熱を出すことがあったり、レコーディングで高音出しすぎて酸欠になって、慌てて酸素を買ってもらって吸入したり、ということがあったそうです。また、当時のサポートギタリストのダーツ関口さんの話だと、98年末の男達の別れライブの打ち上げの席では、すっかり放心状態だったと。
98年末で譲さんが抜けて欣ちゃんと2人になっても気持ちは前向きだったんだけど、男達の別れライブで体力を使い果たして、そこから回復する前に風邪のウィルスにやられた結果…だったのかなと。
アスリートは免疫力が少なくて風邪を引きやすい、とも聞くし。
それでなんとなく納得してしまった…。
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