本日より、北の方の国から07−08をアップしていきます。
とりあえずは今週来週とレース続きなので、X-CUPと東北のレースをアップしました。
DVDの配布自体もまだ受け付けているので、欲しい方はメールください。
ところで。先日チューンナップに出していた板が帰ってきました。
山形の大会のときにISFsonoに預けて来たのですが、TRIXから上がってきた板を例のやつでがっつりワックス入れてくれたようです。忙しいのにありがとね。
で、今回初めてチューンナップに出してやったことは。
・ストラクチャー加工+ソール(滑走面)側のエッジ角調整です。
旧SUNN(現weiler)の工場出荷時は図の
A の状態だと思われます。→違いました。
図はありませんが、下記のとおりです。
カトさんがいうコンベックスとは滑走面が山なりに盛り上がっている
のではなく滑走面はフラットでエッジだけが垂れ下がっている状態を指していると思います。
状態のようです。
3/9加筆(違っていたら訂正します)
まったく何もしないで売っているボードやスキーが多い中、
フラットとエッジ角ソールをコンベックスに調整して出荷することはお金がかかっている結構スゴイことなのです。
まったく何も処理をしない状態では熱収縮やトップシート(滑走面でない方)に引っ張られて、これとは逆のコンケーブ(エッジが滑走面より高い状態)になることが多く、エッジがひっかかりとっても滑りにくい板になります。
なので競技スキーでは買ったらチューンナップでフラットにしてもらい、そこから自分の好みのエッジ角に調整するのが当たり前になっています。
(補足)わざとコンケーブにしてエッジの噛みを良くしているとか、板がたわんだときにフラットになるから問題ないというメーカーの言い分(いいわけ?)もあるようですが、エッジを残し滑走面だけをきれいに削ることのほうが何倍も手間がかかることなので、わざわざやるわけもなく、なによりチューンナップでもそのような設定はなく、滑走面フラットが基本です。
ではなぜわざわざチューンナップに出したのか?
自分では 523(白のSUNN)を2組 06Bを1組 07Eを1組もっていますが、
製品間のばらつき、年式が違うことでの違いがあるように感じます。
これは板の特性なのかもしれませんが、
ターン開始時のエッジの噛みに関しては
強い←−−−−−−−−−→弱い
523 06B 07E
と感じます。
工業製品ですが、多少のばらつきがあるようです。それ自体気にしなければ大丈夫なレベルだと思いますが、一張羅の06Bのエッジの噛みをもう少し良くしたいと思っていたので、山形に行ったついでに出してみたのです。
3/9加筆
コリンさんによるとコア(芯材)はウッドなので多少のばらつきはあるようですが、それを感じとるのは困難とのこと。
ってことは感じた違いはウッドコアの個体差ではなく、へたり(経年変化)や板の性能差ってことになるかな。
続きます。

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