中国・新疆ウイグル自治区の牧畜民が、草原で2匹の子猫を拾って飼い始めたが、見る見る大きくなり、羊を喰うほどに。専門家により、
雪豹(ユキヒョウ)
であることが判明した。
ニュース
猫として飼われていた国家級保護動物とは…―新疆ウイグル自治区
(余談だけど、ユキヒョウはアイベックスを狩って食べる、らしい)
C[2008.04.08]
なんだこのニュースは!写真もあって本物であることは確実だが...。
ええ、もちろんこの報に触れたら、
「シャトンだ! 本物のシャトンだ!!」
と叫ぶのが、遠藤淑子ファンです。
「さびしがりやの彼女」 遠藤淑子 より。
『ラッコはじめました』 遠藤淑子 1993 白泉社 → 絶版

『家族ごっこ』
遠藤淑子 2007 白泉社文庫 に所収。
本物のユキヒョウ、可愛い♀(女の子)のシャトンをアメリカ国内で内緒で飼っているのは、男子高校生のウィル・マーシャル。
もてるはずなのに、シャトンが焼きもちを焼くせいで、女の子と上手くいかない。
新しい彼女、リサが家(うち)に来ても、シャトンは箒を逆さまに立てて追い返そうとする。
(あくまで、米国内の♀ユキヒョウの行動です)
ユキヒョウなんて飼っていいの?と聞かれ、
狂信的な動物愛護団体に批判されたとき、知らなかった、で通したいからと、詳しく調べていないマーシャル。
シャトンの存在が明るみになったとき、とっさに誤魔化したのは、
“これは、猫です”
ほら、ニャーと鳴いておもちゃにじゃれつくでしょう!
まさか新疆にリアル・シャトンがいたとは、思わなかった。
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ところでこのニュース。ネット上を見ると、多くの遠藤ファンbloggerが記事にしているようです。