「打率の計算で算数のおべんきょう(は、しちゃダメ!)」
子ども
同様に丸谷才一さん朝日新聞[04.08.03]コラム「野球と日本人」から。“打率とか、防御率とか、…数字による明快で能率的な認識の方法を刷り込まれた。”それは、“現実を…数量的、視覚的に把握するのが資本主義の基本。A.W.クロスビー『数量化革命』”
はいはい。簡単に言うと、打率の計算なんかすることから数学(的考え方)に目覚めてゆく、ってことね。でもこれについては、分数を習い始めた小学生の例で、昔から指摘されている問題点が。
高橋由伸選手は昨日は3打数1安打でした。今日は4打数で2安打も打てました。だから二日合わせた打率は、
(1/3)+(2/4)=(3/7)
このやり方だと、正しい分数の計算が身に付かないんだよう!(注:選手の名前は大下、中西、長嶋、王、落合、イチロー…と変わっても、幾世代もの子どもがここで分数を誤解してきました。)