警視庁の現職警官が知人女性を拳銃で射殺した後に自殺し、連日の報道で詳しい話もいろいろ出てきている。
そのひとつに、その警官(遺族)に退職金が支給される、という報道がなされていた。
その報道を受けて警視庁や所属警察署には抗議の電話やメールが殺到しているらしい。
抗議に対しては「支給はされるが、警官の遺族からは『被害者の遺族にそのまま渡したい』旨の意向が出されている」という説明をすると、ほとんどの人が「それならいい」と納得するらしい。
おいおい、それでいいのか?納得しちゃダメでしょ。
被害者に賠償金を支払うという主旨はわかるが、退職金は東京都の税金なので警官遺族の懐は痛んでいない。そこはやっぱ自腹でなきゃ。
そもそも、なんで退職金が支給されるのか?と思うが、規定上は死亡した時点で退職とみなされて支給されるらしい。
その考えを通すなら、懲戒事由に該当する罪を犯した時点で免職にすべきではないだろうか。

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