2015/8/21  21:59

水分補給禁止  映画TV
松竹映画『日本のいちばん長い日』を観て来た。出来栄えは10点満点で8〜9点か…。主演の役所広司、山崎努、堤真一はまずまず。昭和天皇役の本木雅弘は頑張っているが、天皇の気品を役者に求めてもこれは無理。終戦時の鈴木貫太郎役の山崎努は、長い俳優業、黒澤明監督に鍛えられたからほぼ満点の演技、内閣書記官の迫水久常役の堤真一もいい。阿南惟幾陸軍大臣役の役所広司はいい演技だが、昭和42年・東宝映画の三船敏郎と比較すれば、その存在感では叶わない。鈴木貫太郎役の山崎努は顔までそっくりだ。

実際の阿南惟幾は、数年前に亡くなったが小林桂樹が、その風体は似ていた。原作には登場しない東條英機役の俳優(中嶋しゅう)が、笑ってしまうほどそっくりだった、これは舞台俳優なのか。アングラ俳優・麿赤児かとも思った。

昭和天皇存命中は、天皇中心に映画を作るわけにはいかない。前回反乱軍将校のシーンが多かったが、今回は天皇が心情を言うシーンが多かった。鈴木貫太郎は侍従長を6年、阿南惟幾は侍従武官を4年経験していたから、この三人の関係に重点がおかれた。これは原作には詳しく書かれていない。そこは新たな視点だ。ロケ地は全て関西でいい場所を選んだものだ。単なる娯楽映画ではないので特別許可の地域、建物も少なくなかった。

筆者のようにある程度、昭和史に興味があれば、およその登場人物は理解できる。台詞の上で人物が特定できるように工夫されているが、ここはやはり登場人物の字幕を用意すべきだろう。総理大臣経験者の平沼騏一郎や米内光政ですら忘れられている。字幕は、そこが重要だが、昭和20年08月10日からの時間経過は、音楽と共に重視されていてこれはいい。

『日本のいちばん長い日』の基になる座談会が昭和38年に挙行された。委細は『日本のいちばん長い夏』として新書があり、5年前2010年、NHKのハイビジョン放送でドキュメント映画になった。演じる役者がユニークだったのは先日記述した。

朝、まだ通勤の渋滞がある8時半出発、映画は9時半に始まる。「シネプレックス平塚」は、東海道線に沿う総合施設「オリンピック」のなかにある。入館時に飲み物持ち込みを注意された。同じフロアで売っているものならいいとのお達し、こんな映画を見るのは、ウイークディならおおよそ年金生活者。2時間半、水分を補給しなかったら熱中症になるかもしれない。飛行機搭乗でもないのにペットボトル持ち込み禁止はいかがなものか。シネプレックスは「お客様は神様です!」の精神に徹すべし。反省せられたし。

今月も月末の仕事、文字入力の原稿が到着、5日間ほどブログ休みます。

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