2017/1/18  22:36

哀悼 神山繁  映画TV
80代後半だが、まだまだ元気だと思っていた俳優・神山繁が亡くなった。昭和04年・1929生、16日で88歳の米寿だった。昭和の時代、親しんだ立原正秋(昭和55年没)のエッセイなどにも散見できるからこの俳優は、40代の頃から陶器にも造詣が深かったものと思われる。むろん当時は、「ザ・ガードマン」以降の演技で著名な俳優、且つ多くの映画でも存在感ある売れっ子だった。主演は無いが、ちょい役の俳優でもなかった。

遺作の『アウトレイジビヨンド』でもヤクザの大物を演じた。現代劇でも時代劇でも、高級官僚でも悪役でも、常に存在感のある俳優だった。ウイスキーのCMにも長く出演していたらしいがこれは、あまり記憶にない。

昨年05月、昭和の映画回顧で“個性派俳優”8人をこのブログに記述した。当時の映画少年だった筆者には、思い入れのある個性派俳優が多かった。三船敏郎や鶴田浩二などの主演俳優ではなく、脇を固める、どちらかと云えば主人公に始末される・殺される俳優の、もしかして主演を食う存在感のある悪役俳優に焦点が行った。以下の8人だが二人追加して10人にする。何れも物故者だから神山繁も追加する。筆者の友人の希望もあったが例えば「天知茂」などは単なる悪役ではないから省く。黒澤明映画の常連だった志村喬や宮口精二などは、この範疇に入らない。

1小池朝雄、2成田三樹夫、3佐藤慶、4山形勲、5天本英世、6潮健児、7伊藤雄之助、8沼田曜一。

神山繁は、俳優になる前はGHQの通訳だったこともあり、英会話に堪能。昭和一桁生でも身長175pで大いに存在感があった。テレビの遺作は2014年のNHK朝ドラマ「マッサン」。故人の遺志は「葬式無用、戒名不要」で葬儀・告別式は行われなかった。このへんは戦後の影の実力者・白洲次郎の影響かも知れない。映画の代表作は以下の作品。

岡本喜八監督「日本のいちばん長い日」(1967)
山本薩夫監督「華麗なる一族」(1974)
アメリカ映画「ブラック・レイン」(1989)

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