2017/2/17  22:07

三橋美智也 雑感 終  身辺世相
ここ数年、年金生活を顧みず昭和史・太平洋戦争の関連本を買い漁っている。たとえば中公文庫など近現代史のそれも歴史的人物の本は、既存の書店では入りにくい。アマゾンという通販ではこれが、新刊でも古本でも検索しつつ容易に手に入る。新刊は代引、古本はギフトカードが必要。

ウェブサイトで検索したらその名も『三橋美智也』という本に出くわした。アマゾンではあらかじめクリックしておくと、もうそれが記録されるらしく購入の申し込みを確定したのが一昨日で、僅か24時間で届いた。このスピード感では既存の書店も太刀打ちできない。今回は6冊を購入、購入履歴も一定期間残るから便利だ。

◇昭和・平成 事件の目撃者たち 別冊宝島 A5判
 豊田商事事件、小野田寛郎、大相撲八百長問題他。
三橋美智也 萩野広 アルファベータブックス 四六判
◇歌謡曲が聴こえる 片岡義男 新潮新書
 この作者には三橋・島倉の字は無かった。美空・田畑・こまどり姉妹他。
◇日本奥地紀行 イザベラ・バード 平凡社ライブラリー
 明治時代初期、殆んど単独で東北を徒歩紀行した。明治時代の地方の営みの貴重な記録が文献になっている。
◇革新幻想の戦後史 上・下 竹内洋 中公文庫
 著者は戦後の反体制・進歩的文化人を豊富な歴史・論理・事実を提示して断罪している。

「三橋美智也」の著者は「萩野広」なる人物で“三橋美智也研究家”とかでビックリした。四六判でソフトカバー。多分初版のみで売れないだろう。三橋美智也への過小評価も関連している。出版社も聞いたことがない。だが研究家を自称するだけあって、各種文献を駆使、三橋のプライベートもかなり追及、明かしている。三橋が晩年を共に過ごした「二条弘子」が著わした本は、むろん古本だが6000円もする。昭和58年発刊の『ミッチーの人生演歌』(翼書院)は、稀少なのか12万6000円もする。これでは国会図書館へでも行くほかはない。

前回の記述で少しく北島三郎の悪口を言ったが、これは補足する。名義貸ししていたホテルの倒産などで窮地に陥った三橋に手を差し伸べたのは、北島で三橋の八王子の土地を全て買い取ったらしい。テニスコートもある1000坪の土地であることは耳にしていた。三橋が19歳で上京、横浜の綱島温泉を紹介したのは先輩の民謡歌手であったこと。21歳で入学した明大中野高校は全日制に通ったことなどをこの本で確認した。訂正する。

前回、筆者の好きな三橋美智也の20曲を披瀝した。その選に漏れた!20曲を最後に紹介したい。太字はミリオンセラーだが、これは好みの問題で仕方がない。「みちや会」で非売品の『三橋美智也事典』が刊行されたらしいが、これは手に入らないだろう。

三橋に2曲を提供した「船村徹」が84歳で昨日、死去した。昨年秋の文化勲章を受章会見でも痩せ衰えていたので心配していたが、昭和の歌謡曲の終りを感じる。

おさらば東京 昭和32年11月 横井弘・中野忠晴
◇快傑ハリマオの歌 昭和35年 加藤省吾・小川寛興
◇かすりの女と背広の男 昭和34年05月 黒田すゝむ/横井弘・吉田矢健治
◇麦ふみ坊主 昭和34年12月 横井弘・中野忠晴
あの娘が泣いてる波止場 昭和30年12月 高野公男・船村徹
◇ご機嫌さんよ達者かね 昭和30年07月 高野公男・船村徹
夕焼けとんび 昭和33年03月 矢野亮・吉田矢健治
◇岩手の和尚さん 昭和33年11月 矢野亮・吉田矢健治
◇北海の終列車 昭和34年12月 高橋掬太郎・中野忠晴
お花ちゃん 昭和31年10月 矢野亮・吉田矢健治/小町昭
◇俺ら炭鉱夫 昭和32年01月 横井弘・鎌多俊与
◇二本松少年隊 昭和40年09月 高橋掬太郎・細川潤一
◇夢で逢えるさ 昭和34年04月 矢野亮・佐伯としを
◇ああ想夫恋 31年12月 高橋掬太郎・細川潤一
◇東京五輪音頭 昭和39年04月 宮田隆・古賀政男
◇幻灯の町 平成05年05月 横井弘・江口浩司
◇月の峠路 昭和33年09月 東條寿三郎・吉田矢健治
◇東京の鳩 昭和42年05月 横井弘・中野忠晴
◇流れ星だよ 昭和37年12月 矢野亮・前田伸一
◇摩周湖の歌 発売日、作詞・作曲者は不明で探索中。

クリックすると元のサイズで表示します
1


※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ