2017/11/28  18:41

西崎緑  身辺些事
前回に続いて港区高輪の話。高輪皇族邸は、昭和62年に亡くなられた高松宮宣仁殿下が居住していた。奥様の喜久子夫人は、15代将軍・徳川慶喜の孫。この辺は、江戸時代は江戸城の西南、細川越中の守の江戸屋敷。赤穂浪士の討ち入りも赤穂義士のうち17人がこの屋敷で切腹した。

この通りも傾斜があるが「二本榎通」。右折して国道1号・桜田通方向へ下るのが「天神坂」。休日なので人通りは少なかった。この二本榎通りを行き、高輪署を左折する下り坂が「桂坂」。下ればそこはJR品川駅に至る。坂の途中に日本舞踊の家元の屋敷があり門前に和服姿の女性が屯していた。

電信柱の看板には「二代目西崎緑舞踊研究所」とある。ネットで検索したら平尾昌晃作曲「旅愁」を歌ったのが西崎緑。歌手と日本舞踊の二束のわらじ、だったのかと思ったが違った。この桂坂の西崎緑は全く別の日本舞踊家だった。むしろこちらが本家だろう。稽古乃至発表会でも終わったのか、十数人が屯していた。止せばいいのに歌手の方かと訊いた。ただニコニコ笑っている和服の美女だった。無礼な老人と思われたに違いない。

歌手・西崎緑の歌「旅愁」TV朝日時代劇「暗闇仕留人」主題歌

片桐和子詞・平尾昌晃作曲
あなたをさがして此処まで来たの 恋しいあなた あなた 今何処に
風にゆれ雨にぬれて 恋は今も 今も燃えているのに ああ・・・
白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない

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