2017/12/19  20:38

井上章一  読書
10年前だったか20年前だったか忘れたが、TBSに「ブロードキャスター」なるワイドショーが土曜・夜にあった。そこで司会者の福留功男の発言に静かにしかも強く反論したゲストコメンティーターが居た。その人物が国際日本文化研究センターの教授・井上章一だった。福留は日本テレビ出身で巨人ファン、井上は阪神ファン、そんなことが、井上の強い口調になったのか。反論の内容は覚えていない。

井上は京都大学卒で専門は建築、理由は知らないが、風俗史も専門家。圧倒的な著書の数でいわゆる博覧強記の学者。NHKBSで、京都の祇園祭の山鉾の巡行を解説していた。山鉾を飾る懸装品の絨毯が中国・中央アジア?欧州などから渡来していることなどがNHKの探索で放送され、その解説だった。井上は京都在住の学者。

硬派で理想論の出版物が多い岩波・朝日系列から出されたのが添付の本。『パンツが見える─羞恥心の現代史』は面白い本だ。ふつうパンツというと、我々世代の上は、下着を思い浮かべる。とくに女性用。所属短歌会でそんな歌があった。今は、解り易く言えば男も女も昔のズボン・スラックスのことを言うらしい。なお女性の下着はパンティが定着している。

本の題名は興味をそそるが、内容は羞恥心の考察。写真・広告・イラストまで丹念に史料を駆使して語られている。この本はかなりの力作で、学者版の小沢昭一と言ったら失礼か。

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