2019/8/7  20:48

マンゴーの樹の下で  映画TV
NHKBS1で08月04日、1・2に分けられて90分、フィリピンルソン島での一般庶民の逃避行の残酷な実態と結末が放送された。「終戦の日」前後にNHKは必ず、太平洋戦争・大東亜戦争の番組を放送するが、今年は「マンゴーの樹の下で」という番組。終戦間際に国策だがフィリピンに渡った家族・兄弟・姉妹が敗戦前後、物量を誇る米軍に追われ、家族散り散りになって多くは命を落とした。その悲惨な逃避行と生き別れの実態に焦点は当てられていた。生き残った遺族は殆どが90歳代。諦観の人生を送って来た、生き残った90歳代の老婆が“慰霊って何”と淡々と告白していた。

ところで所属短歌会の今では長老(大正13年生、95歳)ともいうべき近藤未希子さんが、この番組でインタビューを受けた。近藤さんは、従軍と言っていいのかどうか軍部に“応募したタイピスト”。敗色濃い戦争の日米戦争の最前線に高給を約束されて徴用された実態を告白された。

このドキュメンタリーは繰り返し見たが、悲惨な事実は2年前に放送された「インパール作戦」も同様だった。この作戦では6万人もの日本軍兵士が戦闘ではなく餓死・病死している。このことは実際インド・ビルマへ慰霊されたマクドナルド・昭子さんの報告を本年01月にこのブログで詳しく記述した。

ところで定年の平成16年までは、筆者は小さな印刷会社で「冬雷」誌の印刷に関わっていた。近藤未希子綴込み歌集『母の庭』は、記憶に定かでないが筆者が大いに関わっていた。翌年平成06年02月からコンピュータの製版に移行した。この「母の庭」は鉛の活字の製版印刷。題名は1号活字。姓名は2号活字で21ポイント。10.5ポイントとは5号活字。罫線の8枚で5号の活字の厚さだった。画像は印画紙の濃淡を腐食させた銅板を使用した。

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