2019/11/15  23:14

文化勲章 and 歌人  身辺世相
晴れの特異日、文化の日は目出度く文化勲章の伝達式があって新天皇から授与された。毎年思うことだが、この受賞の受賞基準は“奈辺”に有やということ。筆者の友人も国宝や文化勲章の基準が曖昧で疑問視する。その基準は各人違っていても国宝は、まだ自分の眼で見て判断できるからいい。それを判定するのに多少は気にしても政治的プラスは無いだろうと思う。

ところが人間が頂く「文化勲章」「文化功労者」に推薦されるのは“疑問視”する処が大である。今年はノーベル賞受賞者の吉野彰氏をはじめ6人。因みにノーベル賞受賞者で文化勲章受章は今まで16人。大江健三郎は国家からの表彰は断った。日本人なのに変な奴だ。短歌を嗜む人間には、宮中の歌会始めや皇室の短歌のアドバイスをしている歌人の文化勲章受章者の少ないことに気付いて驚く。「令和」は万葉集が原点。この賞を決めるのは誰か知らないが、有史以来、歌人はたった3人だけで唖然とする。小説は昭和12年の幸田露伴から平成28年の平岩弓枝まで29人。

◇短歌
 昭和12年・佐々木信綱、昭和26年・斎藤茂吉、昭和61年・土屋文明
◇俳句
 昭和29年・高浜虚子
◇詩
 昭和54年・堀口大学、昭和62年・草野心平、平成15年・大岡信

小説家の受賞者で、その小説など読んだことが無いのは半数以上だ。今でも永井龍男、円地文子、瀬戸内寂聴、田辺聖子、河野多恵子など読んだこともない。司馬遼太郎は納得するが、反体制が顕著だった松本清張は勲章に無縁だった。裏千家の千宗室が受賞して本家の表千家の千宗左は無縁。毎年初釜には裏千家は多くの政界要人を招いていた。これが政治力というもの。文化功労者では吉永小百合が受賞していてびっくり。吉永は沖縄など政治問題に口出ししている。吉永ファンは卒業したのでどうでもいいが!

その道の実力と勲章は一致しないが、歌人の文化功労者の岡野弘彦、岡井隆はできるだけ早く文化勲章を授与すべきだ。この二人は日本の短歌会の第一人者だ。91歳で馬場あき子はやっと本年の文化功労者。日教組出身ならさもありなんと思う。短歌が国家から保護されるのは如何なものかと思うが、ツマラナイ作家よりは歌人も注目すべきと思う昨今だ。

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