2020/2/15  23:45

新書乱読01  読書
『秘蔵カラー写真で味わう 60年前の東京・日本』
 J・ウォーリー・ヒギンズ 光文社新書 2018年10月発行

少ない生活費なのに今までは、元印刷会社の製版部勤務ゆえにトータルの金銭の勘定を考えずに出版物を買ってきた。新刊本でも古書でもいったんアマゾンを利用するとその到着は早い。雑誌は近くの書店で月一回は必ず買うがついでの誘惑で新書や文庫まで手を伸ばす。

この先、何年も生きるわけではなく、短歌の仕事の臨時収入も皆無になったので、今まで購入して目次など“ざっと読み”の本、手軽に手を出す新書本が多いので再読、読解することにした。当ブログで「新書」と検索すると「蔵書65 中公新書」まで、多くの新書名を打ち込んである。読んだ新書も読まなかった新書も適宜、その読解の感想と世間のよもやま話を列記したい。

この新書はカラー写真の印刷だから昔で言うアート紙、今で言うコート紙仕様で分厚く手に重い。456頁。著者は1927年生。昭和31年来日後、日本女性と結婚。現在93歳で健在。国鉄顧問の仕事だった。当時は高価なカラーフィルムで日本の鉄道、その沿線を撮影した。今は鉄道撮影の「撮り鉄」が多いがその先駆者のように思う。

読む新書でなく眺める新書で、昭和30年代の風景満載で、記憶があることも相俟って、小生には良書。続編も出版されている。その多くは当時の国鉄の電車とその風景写真。今や「都電」は、軌道のある荒川線だけだが、昭和40年代半ばまで東京都心を多くの都電が走っていた。車社会が到来する前の都電の風景は懐かしい。馴染みのあった墨田区業平橋付近の運河の画像は良く、知っている都内、地方の鉄道風景が満載。ただ60年前のフィルムだから画像に鮮やかさはない。

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