2020/7/31  23:50

哀悼 97歳・96歳  身辺些事
昨日、台湾の元総統・李登輝氏が亡くなった。97歳の天寿だった。戦前の台湾は日本の統治下。京都大学卒業で日本の古典文学にも憧憬がある親日的な中国人だった。22歳までは日本人だったと自ら言った。その後アメリカへも留学しているから無論、英語も堪能。だが晩年になっても難解なことは日本語で理解・表現したらしい。蒋介石の息子の蒋経国のあと、民主的な選挙を導入して台湾総統の座についた。共産党一党独裁の中国大陸は選挙など無い。力ずくの軍事力のみに邁進。台湾の自由と民主主義国は大いなる恐怖ではないのか。それだけに大陸からすれば国賊だ。

太平洋戦争の戦後、毛沢東の共産党との戦いに敗れた国民党の蒋介石が、冷戦時代、民主自由陣営に加わって生き延びたのが現在の台湾。「中華帝国の夢よ再び」の大陸中国は、政治的は反体制の自由貿易圏との国の交易で富める国になった。その利益で徐徐に軍事力を高め、あまつさえ米国を中心に自由民主主義国のあらゆる技術を掠め取って膨張している。台湾は日本の軍事の防波堤になっていることに感謝すべき。

所属短歌会の長老(大正13年生、96歳)近藤未希子さんが昨日亡くなった。今年は歌誌に投稿がなく体調が思わしくないらしかった。昨年08月、終戦の日特集・NHKの「マンゴーの樹の下で」という番組のドキュメントに近藤未希子さんが出演・インタビューを受けた。近藤さんは、従軍と言っていいのかどうか軍部に“応募したタイピスト”。敗色濃い戦争の日米戦争の最前線に高給を約束されて徴用された実態を告白された。ドラマ部門は岸恵子、伊東四朗だった。

添付の画像は、小さな印刷会社で「冬雷」誌の印刷に関わっていた頃の「近藤未希子綴込み歌集『母の庭』」の表紙。平成06年からコンピュータの製版に移行したからこの「母の庭」は鉛の活字の製版の末期のこと。題名は1号活字。姓名は2号活字で21ポイント。10・5ポイントとは5号活字。罫線8枚が5号の活字の厚さだった。画像は印画紙の濃淡を腐食させた銅板を使用した。

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