2020/12/8  23:33

真珠湾の日  昭和史
今日は12月08日、79年前、日本はアメリカ・ハワイ真珠湾を攻撃した。このブログで何度か記述。「真珠湾攻撃」の本を読み返している。すべての本は買うと同時にざっと読むが、悲しいかなすぐ忘れる。4年前のこの日もブログで記述した。更にはその前年にも記述したのを忘れていた。更に自分の蔵書案内でも参考書を報告したがいわゆる“ざっと読み”では大半は忘却の彼方といった按配。2016年12月に届く「文藝春秋201701」号で昭和史の泰斗・保阪正康氏が特別寄稿を寄せている。数多の蔵書で2017・平成29年の文春が見つかったので読解後に報告する。5年前の記述が自分でも説得力があると思う。以下は2016・12・08の再録。

極東国際軍事裁判で否定されるまで日本は「騙し討ち」の卑怯な国家だった。今でもそれを信じている人がいる。それも日本人に多い。むろん近・現代史の教育に欠陥があるからである。当時のアメリカは、母国!イギリス・ロンドンがナチスドイツの空襲に晒されていても介入を避けた。モンロー主義と云いアメリカは戦争をしない国だった。だからアメリカ大統領・ルーズヴェルトは、明らかに日本の“最初の一発”を待望!して国民世論を誘導したことになる。日本の最初の一発は、シナリオ通りになった。智謀の限りを尽くして、自国国益のため「日米開戦を誘導した」のは、英国首相・チャーチル、中国・蒋介石、ソ連・スターリンであるのは詳らかになっている。ルーズヴェルトの父親は中国大陸のアヘン貿易で財を成していたから中国大陸から撤退しない日本に手を拱いていたことが大きな原因。

その4年後、日本軍部はまるで消去されるが如く破滅した。永田鉄山、石原莞爾、山本五十六などいわゆる名将が政府の要人だったら日本人の軍人軍属の310万人の死者は無かった筈。2年8カ月、首相だった東條英機は陸軍のことしか知らなかった。桶狭間・鵯越・川中島の戦いの要領で世界を相手に戦争をした。真珠湾攻撃が成功したとき、山本五十六の緻密な作戦だったのに国民は東條を“戦争の神様”と崇めた。祭り上げたのは新聞メディア、嗚呼…。

◆蔵書案内18 真珠湾攻撃・外交
◇『検証・真珠湾の謎と真実』秦郁彦編 中公文庫 2011年
◇『陸軍省軍務局と日米開戦』保阪正康 中公文庫 1989年
◇『日米開戦 陸軍の勝算─秋丸機関』林千勝 祥伝社新書 2015年
◇『開戦神話』対米開戦を遅らせたのは誰か 井口民樹 中公文庫 2011年
◇『真珠湾攻撃作戦』森史朗 光人社NF文庫 2015年
◇『「真珠湾」の日』半藤一利 文春文庫 2003年
◇『外務官僚たちの太平洋戦争』佐藤元英 NHK出版
◇『外務省革新派』戸部良一 中公新書 2010年
◇『加瀬俊一回想録』上・下 山手書房 四六判 昭和61年
◇『太平洋戦争を考えるヒント』保阪正康 PHP研究所 2014年 四六判
◇『真珠湾の真実』柴山哲也 平凡社新書 2015年
◇『昭和史発掘・開戦通告はなぜ遅れたか』斎藤充功 新潮新書
◇『ハル・ノートを書いた男』須藤眞志 文春新書
◇『日米開戦陸軍の勝算』林千勝 祥伝社新書

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