2021/8/29  21:34

廻り地蔵  昭和史
所属短歌会の「ネット歌会」は毎月2首ずつ投稿、会員が夫々鑑賞して感想を書き込む。「8月号」に投稿した2首のうち一首は以下の通り。

 凾入りの廻り地蔵の背負はれて生家に来たるを憶えをりけり

これは筆者の幼い頃の“廻り地蔵(まわりじぞう)”の風習を回想したもの。昭和時代以前は、国民の生活は、衛生事情は劣悪、医療事情も整っておらず、産まれてすぐの赤ん坊が無事に育つかどうかも保証は無かった。地蔵菩薩を信仰、庶民のささやかな希望を神仏に頼るしかなかった。子供一人分の重さの凾入り地蔵が筆者の生家にも廻ってきた。これは神奈川県東南部に顕著な風習だった。今も横浜・埼玉県の一部にその風習は続いている。

 上句下句意味の繋がらぬ歌そぞろ寺山修司が微笑みてゐる

二首目は別の記事にします。画像はネットより無断拝借で許されたい。

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