2010/2/15  22:01

日本残酷物語  読書
相変わらず昭和史・太平洋戦争の書物を読み、点検、エッセンスの抽出を試みている。ざっと読んでもつまらないもの、再読、三読するもの様々である。

いつかは「あの戦争とは何だったのか」と解明しようと思ったのか、丁寧に読まないが捨てずにいた本がかなりある。NHKの「日本史探訪」や中央公論社の「日本の歴史」小学館の「昭和の歴史」等々。その中に昭和50年ごろ、筆者が30歳のころ購入した本に「日本残酷物語」というのがあった。朝日新聞に投稿されたものを編集・文庫化された「戦争─体験者の貴重な証言」というものもあった。前者は5巻、後者は3巻である。

「日本残酷物語」の初版は昭和34年、筆者が購入したのが2版の5刷だから、かなり読まれていたに違いない。今でも古書で「平凡社ライブラリー」があるらしい。ここではいちいち取り上げないが、内容は読み返すと残酷を通り越してただただ阿鼻叫喚といって憚らない。日本と云う国が曲がりなりにも“総中流”意識で満足に食べられるようになったのはつい最近のことであるのが解る。

戦前、日本人7000万人の7割が農林漁業の第一次産業。その半分が小作人だった。戦後のGHQのマッカーサーなどそれほど有難がるアメリカ軍人では決してない。ただ1つ評価出来るのは、あまり目立たないが『農地解放』だったのは多くの学者・評論家が認めている。

昭和時代の前半は凶作・飢餓の連鎖だった。東北の農村では仕事があればいいほうで堕胎・間引き・子殺しは珍しくなかった。食えないからである。現今の日本は、賞味期限の過ぎた弁当や総菜は、無造作に捨てられる世である。戦前の事実を教育現場で教えないのか、臭いものにフタなのか!? 無関心・無知であることも言える。

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