2011/12/24  21:19

八ッ場ダム  政治
八ッ場ダムが何で「やんばダム」と云うかは、興味はないが案の定、建設続行が決まった。民主党のマニュフェストにあり、いくら前原誠、元・国交大臣が頑張ってもダメなものはダメである。つまり“建設中止”という決断がダメなのである。それは@自民党の中曽根・小渕・福田政権を輩出した群馬県にあること。A昭和の時代からの「公共工事」であること。B何よりもいちばんの原因は“ダム工事”そのものが「国土交通省」の天下り先だからである。

数多のブログの記事を検索すれば、
(財)国土技術センター
(財)ダム水源地環境整備センター
(財)ダム技術センター
など八ッ場ダムに関わる“公益法人”に加えてダムの建設工事を落札した土建会社やコンサルタント会社など企業30数社、合計176人の国交省OBが天下っているという。だが≪それは04年前後の数年間でそうだったという話だから、発端から57年も経っている長い歴史の中で一体何人の天下り官僚がこの愚劣極まりない計画でメシを食ってきたのだろう。恐らく1000人は下るまい。今までに3200億円を費消してきて、今更建設を止めたらそれが無駄になると言うのだが、そのうちいくらが彼らの給与や退職金やハイヤー代や遊興費に充てられてきたのだろう。ダム建設を止めたらそれらが無駄になるのではなくて、止めても止めなくてもすでに無駄になっているのである。≫(高野孟ブログ

国交省に限らないが、官僚の最大の関心事は天下り先である。同期の高級官僚いわゆるキャリアが局長・事務次官などに昇進すれば他の官僚は、ほぼ同じ年収で天下り先が保証される。訊けば事務次官とは完璧に内向きで「公益法人」「特殊法人」など受け皿を作るのが最大の仕事だとされる。したがって無駄な公共事業を正当化し、着工にこぎつける。後はいろいろ言い訳して事業費を膨らませればいい。公共工事さえ始めれば、請負業者がふえ、天下り先も次々と出来るという計算になる。むろん政治家にも政治献金がなされる。これがいわゆる「利権」であろう。大雑把な情報だが、ダムそのものは450億円。総事業費は5000億円である。橋脚建設や土地の代替など差し引いても、あとは天下り官僚の恣である。霞が関官僚が一大臣の希望など聴く訳は無い。

反対派の試算によれば、これも単なる情報だが、建設事業費だけでなく基金事業費、起債の利息も含めると総額8800億円になるらしい。これは税金であり借金である。“霞が関官僚内閣制”をまっしぐらの野田佳彦政権では、政治主導など「絵に描いた餅」である。行政刷新担当大臣が、見てくれの良い村田蓮舫と云うのが象徴している。定見が幼いという点で福島瑞穂といい勝負か。

画像は毎日新聞。これはダムではない。橋脚で道路は完成している。

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