2011/12/31  23:24

平成23年 鎮魂  身辺世相
今年も多くの著名人が「黄泉の国」へ旅立った。01月03日、“三が日”にロカビリー歌手・山下敬二郎が71歳で亡くなってびっくりした。人の死は、三が日でも待ってはくれない。筆者には昭和19年、同年生まれの“竹脇無我”の死はいささかショックだった。02月の早生まれだから、あの「横山やすし」・高橋英樹・田中真紀子などと共に一学年上である。

竹脇無我の父は「竹脇昌作」という独特のイントネーションで魅了したアナウンサーだった。パラマウントのニュース映画の解説で多くのファンを唸らせ、ラジオでのナレーターの先駆者でもあった。昭和37年、34歳で死亡した中村時蔵のように、あまりの多忙とストレスで睡眠剤を多用、精神科医の斎藤茂太(歌人・斎藤茂吉長男)の病院へ入院し、ノイローゼ及び不眠症と高血圧症の治療を始めた(実際は重度の鬱病)。昭和34年、自宅物置で縊死、49歳だった。今上天皇ご成婚のニュースが最後だったという。

竹脇無我はやはり血筋なのか、俳優として円熟味が増してきた矢先に友人の俳優・松山英太郎が食道癌で亡くなった。48歳だった。これがもとで竹脇はノイローゼ・鬱病となったらしい。兄もアナウンサーだったが、半失明。次兄は18歳で病死している。父親と同期が森繁久弥。竹脇にはオヤジと慕われたらしい。その松山も森繁に可愛がられた。竹脇は、その後、糖尿病を併発、入院を余儀なくされる。だが娘からのサポートや森繁久彌と加藤剛からの手紙が心の励みとなり、8年間鬱病の治療に専念、克服したようだ。

闘病体験を語れるまでになったのだが、飲酒と喫煙は続け、高血圧症は治らなかったようだ。08月21日、自宅内で意識不明で発見され、東邦大学医療センター大森病院に搬送、集中治療室で入院したが脳幹出血があり死去。前妻と娘二人、内妻に看取られ、筆者には羨む死に様だった。冥福を祈るばかりである。児玉清、田中好子、立川談志は若すぎる。その才能は惜しい。

03月10日 坂上 二郎 コメディアン 76歳
03月30日 佐藤 忠良 彫刻家 98歳
05月16日 児玉  清 俳優・随筆家 77歳
03月21日 長門 裕之 俳優 77歳
04月21日 田中 好子 俳優 55歳
07月19日 原田 芳雄 俳優 71歳
07月26日 小松 左京 作家 80歳
09月24日 山内  賢 俳優 67歳
09月21日 杉浦 直樹 俳優 79歳
10月24日 北  杜夫 作家 84歳
11月05日 西岡 武夫 参議院議長 75歳
11月21日 立川 談志 落語家 75歳

画像はヤフー画像より拝借。

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