2012/5/12  23:33

困ったこと16 東京電力  身辺世相
今朝の新聞報道によれば、東京電力は、家庭用電力料金も値上げを申請したと言う。とんでも無いことのように思うが、メディアの反応は鈍い。理由は燃料費の高騰だという。それはそれで東京電力にとっては問題だろうが、その前にすべきことが山積しているのではないか。なぜか日本政府が国債費の借金が1000兆円に達するから、早く消費税を上げたい、という構造に似ている。

どんな小さな株式会社にも貸借対照表というのがあって、経常利益と借金と債権が明記されている。筆者は経済は素人だからよく解らないが、借金が増えたところで国も東京電力も債権すなわち財産は一向に庶民に判るように提示されない。国の財産は600兆円あると云うから、国債が今にもパンクするという説明は、説明になっていない。

東京電力もインターネットで調べると、退職社員の企業年金は一人月額40万円というから厚生年金を足せば月収60万円にもなる。これでは毎月06万円の国民年金受給者の10倍で、自営業者は死ぬまで働くことを余儀なくされる。東電退職社員は持ち家が2軒ともネットでは囁かれている。東京都の副知事にして作家の猪瀬直樹氏の調査によれば、東電のファミリー企業、つまり子会社は山のようにあるらしい。これは猪瀬氏のブログに詳しく書かれているから割愛するが、その出鱈目さがよくわかる。

東京電力は、経済産業省から多くの天下り役人を引き受け、東電からまた子会社へ天下り、更に関連会社へ天下り、また更に東電を頂点にしたピラミッド型の裾野の会社には数えきれない天下りがあるらしい。東電の社員の夏のボーナスがゼロは当然だが、役員報酬は年額7000万円だと聞くがこれが減らされたことは聞かない。つまり東京電力グループの全体の天下りも、年金もすべて電力料金に含まれているのが実態らしい。庶民は安い電気料金の会社を選べない。太陽光発電で自前の電気といっても設置費は安くは無いし、電気を貯めるバッテリーは、まだ開発途上にある。

東京都は東電から83万キロワットの電力を買っている大口需要者で03%だが第3位の株主であるらしく、今回の値上げに対して、東京電力には厳しい態度で臨んでもらいたい。だがしかし東電からは、政治家はもとより学者、メディアにさえもきめ細かく協賛金やスポンサーなどいろいろな名目で金銭援助があるらしく無いのは一般庶民だけである。福島原発周辺の自治体の電気料金を無料にするとでも云えば国民も納得しよう。

東京電力も国家財政も同じである。先ずは資産の数字を提示して目に見える処分をしてから料金値上げも増税もお願いすべきである。

画像は時事ドットコムより借用。許されたい。福島原発4号機。

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