2014/8/15  22:26

盂蘭盆行事  身辺些事
今日は「終戦記念日」、事実は敗戦記念日。セレモニーは例年のごとくしっかり行われた。これは次回記述。

よその地域は知らないが、筆者の生まれて今暮らす平塚市北部では、旧盆の行事が残っている。いわゆる精霊棚が添付のように門前で設えられる。13日夕刻、迎え火を炊き、精霊を迎え、16日には送り火を炊いて送り出す。筆者の幼い頃は集落は殆ど専業農家だったので、こういう風習があり“廻り地蔵”などもあったし、今でも道祖神の石碑は健在。

精霊棚は部屋中の仏間にもあり、真菰(まこも)を敷いた祭壇を設ける。門前の棚は足をつけた胡瓜、茄子が定番。これは精霊があの世から帰ってくる時、乃至この世から帰っていく時の乗り物。盆砂を固めた祭壇に階段を設けて精霊を待つ。家の中での棚には、ほおずきを提灯に見立てる。家の内外でも供花は同じ。地域によって違うが、収穫された農産物を供えるのも同じ。農作物は多ければそれだけいい、要するに“稲作村落共同体”の非日常の儀式。

筆者に記憶があるのは子供の役目だったのは精霊棚を作るための“盆砂”掘り。車社会では農地に食い込み拡張、2車線の道路に舗装されている。盆砂は「富士砂」とも云われ青み濃い砂だった。

孟蘭盆に重ねたるかなや終戦記念わが父広西に逝き五十三年 平成13年
スーパーに真菰苧殻(をがら)の並ぶとき盆棚しつらへし母を思ひぬ
幼き日盆砂掘りし農道に道祖神は残る舗装されても

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