2015/6/15  23:24

大横川  身辺世相
テリトリー東京 番外編
昨日の短歌会例会で次の歌が話題になった。

 両岸に花溢れゐる大横川日々の移りを愛でて楽しむ

「移りを」は「移ろひ」がいいと批評があった。作者は深川のマンションに住む。

当然、東京江東区・墨田区の居住の経験が無ければ知らないのが「大横川」。筆者は中学入学時から東京墨田区横川橋に住んだからこの川を知っている。この歌の場合、「大横川」という固有名詞が生きたかどうかだった。

墨田区and江東区の川や運河の名を知っているが、改めてヤフーの地図で検索した。地図の北を上にすれば、やや斜めだが一応隅田川は南北に進む。スカイツリーのある吾妻橋から東に流れるのが北十間川、首都高小松川線が上を走るのが堅川、地番は立川、万年橋からほぼ東に流れるのが小名木川、隅田川の入り口の万年橋際には芭蕉の「古池や〜」の句で有名、旧中川、荒川へ通じる。一直線なのが人工的ですぐ解る、江戸開府の産物。

北十間川から業平附近で南北に下るのが大横川、押上附近から南北に延びるのが横十間川、これは仙台堀川にぶつかり木場へ至る。仙台堀川は東西に延びるが、文字通り堀の雰囲気で川とは言えない、運河だろう。池波正太郎が深川を「東洋のベニス」と形容していたし、藤沢周平作品にも深川がよく出てくる。江戸城を中心に考えれば東側の横にあるから “横川”と名がついたらしいが、今では南北に流れるなら“”ではないのか!?と思う。墨田区・江東区は町筋が碁盤の目のようで江戸期以降の産物だ。

ともあれ中学入学時の高度成長時代は、大横川には工場排水が垂れ流され、異臭漂うドブ川だった。堅川以北は親水公園になって、以南の堤には桜が植えられ散歩コースになった。江東区中心部は、高層団地の走りで、今では高層マンションも多い。結構なことではないのか。「宝くじが当たったら」隅田川及び深川の運河に面するところにワンルームマンションを買うのが理想。

添付は小名木川と万年橋。この左側に「芭蕉公園」がある。

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