「あの子は、お父さんも勉強できたらしいから。。。」
勉強のできるお子さんのことでこう言ったお話を保護者の方(お母様)からお聞きすることがあります。このお母様の論理はある程度、経験的になるほどと言えるわけです。
つまり、親としては、少なくとも自分くらいにはなってほしいという思いがあるという気が働くのでしょう。言うまでもなく、このような気がない場合もあるわけですね。親は高学歴であって、子どもには「自分の好きにやりなさい」というパタンです。しかしながら、上記の「気」が働くようなご家庭が、多くの場合「勉強しなさ〜い。」と子供にレールを敷いているというわけでもないのです。また「自分の好きにやりなさい」も親子共通の認識を前提にしての「好きにやる」であることもあるわけです。
段階1 学力を伸ばす理由を自分なりにもつ
現実の世界では、職業によっては、一定の学力を要するものがたくさんありますし、就職先に関してもそうです。あるご家庭のお子さんは、将来を聞くと、「公務員になりたい」と言い、あるお子さんは、「僕は医者になりたい」と言う。また「看護師になりたい」と言うお子さんもいれば、「社会福祉士になりたい。」というお子さんもいる。そのようなお子さんに理由を聞けば、安定しているとか、金になるとか、やりがいがあるとか答えが聞かれることもあります。これは、そのお子さんが置かれた環境において、そのような理由が確認できる可能性があるためです。つまり、公務員になりたいというお子さんの周りには、公務員のお父さんがいたりするし、あるいは自分の家庭にはいなくても、そう言った情報をもっていて、選択しているわけです。
才能による職種はいろいろあるわけです。美容師などが典型で、調理師、音楽家や芸術家、それにYouTuberといった方もいるでしょう。だいたいにおいて技術才能型といいますか、そのような環境のお子さんは、また違った観点でものを見る場合もあるのかもしれません。
「あの子は、お父さんも勉強できたらしいから。。。」 という保護者の方の感想は、当たっています。じゃあ、なぜそうなるのかと言えば、答えは
人生にとって学力が高い方が有利であるとの判断があるからです。親にも子にもそれがあり、また学力を高めることが当然となっているのです。
どうも、こう言ったことには触れないというのが美徳のような教育が最近のこの国にはあるように思えます。さまざまな要因によって未来は広がるでしょうが、学力、そして勉強の過程で努力する姿勢もそういった要因のひとつであろうと思います。ある小学生のお子さんが、以前、うちのお父さんは、年収〜だから・・と言っていました。凄いね・・と私が言うと、そうなの?とそのお子さん。「自分で何とかやっていけるようにしたい。」と言ったことを彼は言うわけです。
いろんな意見もあるでしょうが、ぼやけた話は無意味です。
勉強する究極の理由は、将来の糧、より具体的に言えば、生活力のためです。
子供のなぜ勉強するのか?の問に答えます。いや違うと思えば、その違うもののために勉強すればいい。
まず感じとることが必要だと思います。
うちの子は、そんな先のことは・・・という声が聞こえそうですね。でも、明成塾は、そう言った視点、つまり、学力はお子様の将来につながるという強い思いをもって指導しています。教師、医師、薬剤師、理学療法士、市役所、県庁、国家公務員、会社経営、銀行、テレビ局・・・卒塾生の彼らの今が、勉強の大切さの理由を伝えているわけです。美容師や職人、そして飲食店の経営など卒塾生の現在は多様だが、彼らひとりひとりの努力する姿が目に浮かびます!
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