おはようございます。
学力を伸ばすこともそうですが、できる限り現時点で参考にし得るデータから結論を導く。そういった考えというか信条というか・・そういったものを柱に動いています。ある意味で、日和見ができないわけです。だから、「うちの子は合格できるでしょうか。」と聞かれたときに、「毎日、○○時間勉強しないと合格できません。」ご家庭での優先順位を尋ねて「それじゃあ、無理です。」と言った答えをしたりは通常です。「よーし、頑張ろう!やればできる!」などと根拠のない話はしません。
ある時、入塾希望で面談に来られた保護者の方が「うちの子はちょっと変わっているんですよ。」と言われたことがあります。他の子と行動パタンが違うという。「誰にも危害を加えないのなら大丈夫です。」これが私の答えでした。
そもそも、人と同じ行動ばかりすることが求められているということはとても窮屈であり、自己設計というか自律というか、楽しくやるというか、そう言ったことから遠ざかると思っています。これはあくまでも私見です。
学校の一斉休校についてブログで書いたときに、それには賛成だが、各学校や自治体が判断すればいいという趣旨のことを書いたわけです。子供の安全という水戸黄門の印籠みたいなものよりも、感染がリスクの高い方に及ぼす影響という点では、子供の学力の維持という点と比較較量して考えれば妥当だと思ったからです。
さて今回の春の選抜の中止に関しては、どのような事情が比較較量されたのでしょうか。テレビなどの放送でしか事情は知りえません。ある者(専門家風)は、選手たちば球場で野球の試合をしている際の感染のリスクは少ないが、公共交通機関による移動の際、宿泊先に集団で宿泊する際の問題などを述べられていました。ある芸能人(みたいな人)は、選手の気持ちも分かるが、気持ちを切りかえてほしい。そんなことも言っていました。断腸の思いという言葉も聞かれました。裏を返せば、公共交通機関を使わない。宿泊先での管理の徹底。これが可能なら、できたのではないかと言うのが私の思いです。「見えない敵に負けた。」とある高校の監督が言われていました。この「見えない敵」とは何なのか。
「断腸の思い」という言葉を子どもたちは覚える機会になったかもしれないが、高校球児の思いは、そのような言葉をはるかに超えている。彼らが輝ける舞台を必ず設けてほしい。春の選抜が夏にあってもいいじゃないか。夏の大会が秋にあっても。断腸の思いとは、はらわたがちぎれるほどの苦悩を指している。本当に、決定した大人たちは、そのような苦悩の日々を抱えているのか。だったら、子供たちに未来の可能性を示してほしい。全国の監督も大声で「どうにかしてくれ」と言う人はいないのか。それとも「見えない敵」は実は人間なのか。
もしかすると関係者の方は、子供のことを心から考えて、いろんなことを考えられているのかもしれない。
今回は無知を承知で書いてみた。素人の思いとして読んで下さればと思う。
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