塾生、そして保護者様へ
この1年のご教示、そしてお話、そして本気の思いにお付き合いいただきありがとうございます。来年も本気での学力アップに取り組んでいきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日のこと
「先生でしょ?」と声が聞こえた。
マスクをしているので、確認が必要であったのだろう。
こちらも一瞬、だれかわからなかった。旅行ケースをもって、にっこりと笑うその笑顔は、数年前の卒塾生のKさんだった。ちょうど、近所のドラッグストアで買い物をしていて、店員の方から説明を受けていたときだった。
「お話中ですよね。」と彼女はそっとその場をさった。私はしばらくの間、また店員の方から薬の話などを聞いていた。その後、買い物をして店を出ると、そとで待っていてくれたKさんに気付いた。待っていてくれるとは思っていなかった。
「寒かったでしょ。」というと、「大丈夫ですよ。」とKさんは微笑んだ。それから当時の塾生の数名の動向を教えてくれた。Kさん自身も、里帰りとのことであった。現在、責任のある立場で仕事をされていると聞き、その成長ぶりの関心した。
「帰られるんですか。」
「いや、今塾の休憩時間でこれからまた授業です。」
しばらく、何げない会話をした後でKさんと塾前で別れた。
あの日の中学生は、当たり前のことであるけれど、現在一人の大人として日々を過ごされている。
どうも最近の中学生の塾生は、Kさんのころに比べると元気がないようにも感じることが多い。やる気がないとか、目標がないといったお子さんも増えてきている気がする。親が構い過ぎの面もあるのではないだろうか。目標は、自立した心の中でしか生まれない。
思うに、結局のところ、時には悩み、時には楽しむ、そういった日常をつくるために今やるべき努力のひとつが勉強であろう。そして自分の好きなことを見つけるための考える力にもそれはなっていくに違いない。
2022年は、塾生諸君が自分の目標をみつけそれに向けて本気で進む年にしてほしいと願っている。目標のない者には、それではこうしなさいということすらできないのである。しっかりとした目標があるならば、それがかなうようにしていくことができる。
今日のこと
しばらく、近所のスーパーが休みになる。そこで、ちょっと食料などを買いに出かけた。そして帰りに、近所のドラッグストアにも立ち寄った。お菓子売り場の近くで、アッと顔を見合わせたのは、第二高校に通う卒塾生のT君であった。成績を聞くとまずまずであった。志望校は熊大か九大とのことであった。T君のお母さんも来られていて、少しだけ話をして別れた。
Kさん、そしてT君。卒塾生のみなさんは、それぞれの今を生きている。
それは当たり前にも思えるけれど、年の瀬に彼らのかわらぬ笑顔に出会えたことを幸せに感じている。
----------------------------------------
ご相談・お問い合わせ→
お問い合わせ(明成塾)
少人数定員制で学力を変える
熊高 済々黌 第一 第二 高専合格指導専門
高校数学 英語 個別指導
● 小学低学年からプロによる少人数指導
● 極める高校数学 基本からハイレベルまで丁寧に
明成塾 096−355−3089
明成塾のホームページはこちらです→
熊本の塾 明成塾

0